香港・葵青区の警察署前で、デモ隊に銃の照準を合わせる警察官(左、2019年7月30日撮影)。(c)ISAAC LAWRENCE / AFP 【8月1日 AFP】中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案への抗議をきっかけに7週間以上デモが続く香港では、デモ参加者44人が暴動罪で起訴され一部が7月31日に裁判所に出廷した中、緊張感がさらに高まっている。 30日夜に44人の起訴が発表されると、たちまちデモ隊と警官隊との新たな衝突が発生。起訴されたデモ参加者に連帯を示すため数百人が警察署前に集結し、警官隊が唐辛子スプレーや警棒を使用する事態となった。 この際、物を投げつけられた警官1人がデモ隊にショットガンを向ける様子が映像に捉えられ、テレビで放映された。 また、翌31日夜の警察の発表によると、別の警察署前に集まっていたデモ隊に向けて通りがかった車から花火が打ち込まれる事件があり