日本航空(JAL/JL、9201)は、成田-広州間のチャーター便を7月10日に運航する。中国国内の工場を再稼働させるための長期出張者を対象にしたもので、現地の商工会が中心となって企画した。旅客扱いは往路のみで、復路は貨物専用便として運航する。 広州チャーターは約160人が利用する見込みで、広州行きJL8875便が成田を午前10時に出発し、午後1時45分に到着。乗客を乗せない貨物専用便となる成田行きJL6768便は午後3時15分に広州を出発して、午後8時30分に成田へ戻る。機材はボーイング787-9型機で、3クラス239席(ビジネス28席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー190席)となる。 華南地区の日系企業には、広州に戻れない赴任者や新規赴任できない日本人が数多くおり、直行便の要望が寄せられていた。また、広東省や広州市とその周辺市の各政府も、日本などからビジネスマンを呼び戻したい意向