2015/8/29刊行の「ゲームを動かす数学・物理」(http://www.amazon.co.jp/dp/4797376996)について、著者と親交のある内藤時浩さん(@tokihiro_naito)の感想をまとめてみました。著者自ら!! ※内藤さんが読破するか、もしくは飽きるまで更新予定です。
macOS 10.12 SierraではターミナルでAppleの新しい等幅フォント「San Francisco Mono」が利用可能になるようです。詳細は以下から。 Appleは現在開発者向けに公開しているXcode v8にWWDC 2016の会場でも使われていた等幅フォント「San Francisco Mono」を同梱していると発表しましたが、このSF MonoフォントはmacOS Sierra betaのターミナルでも利用できるようになっているそうです。 macOS Sierra beta 2 Stability ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ Development Env ⭐️⭐️⭐️⭐️ SF Mono Font 🌟🌟🌟🌟🌟 Material Changes ⭐️ — Chris Maddern (@chrismaddern) 2016年7月13日 San Francisco M
開発が成熟してきたので、ここらで拙作のパターンマッチライブラリ、optimaを日本語で解説したいと思う。ただし解説とは言っても、詳細な仕様をだらだらと解説するようなことはしない。むしろ「なぜパターンマッチなのか」を踏まえた上で、簡単な入門と使用例を示すことで、パターンマッチの重要性を認識してもらうのが狙いだ。なお、詳細な仕様についてはマニュアルを参照されたい。 なぜパターンマッチなのか Common Lispにはパターンマッチライブラリが多数存在するが、その大半は単にパターンマッチが便利だからという視点しか持っていない。たしかにパターンマッチは便利であるが、便利なだけでは人々はそれを使おうとはしない。より本質的な視点を与える必要があるだろう。 OCamlやHaskellなどの関数型言語では、あらゆるデータは、代数的データ型として定義され、それにともなうデータコンストラクタによって構成される
S3 APIでマルチクラウドのデータを一括管理するOSS、Zenkoとは:クラウド間でのデータ移行にも対応 クラウドのストレージサービスのネイティブな利用を確保しながら、いつでも別のクラウドにデータを移動でき、あるいは別のクラウドにデータの複製を維持しておけるようにして、ユーザー組織側がデータをコントロールできるツールはないのか。こうしたニーズに応えるオープンソースソフトウェア「Zenko」を解説する。 ハイブリッドクラウドやマルチクラウドに関する多くの議論は表層的だ。あるアプリケーションについて特定のクラウドを選択し、その後未来永劫そのクラウドで運用し続けることを議論の前提としているからだ。 ユーザー組織やアプリケーションによっては、そうしたいこともあるだろう。だが一方で、例えばデータを特定のパブリッククラウドに配置しながら、いつでも他のパブリッククラウドに移行できるようにしたい、あるい
「コネクタやポート(端子)を見ただけでは、何の機能があるか分からない」。大手周辺機器メーカーの技術者はこう口をそろえる。上下の向きを意識せずに使える最新USBの「USB Type-C」は、もはやUSBだけのものではない。ACアダプターから映像出力までこなす、複雑な仕様を含んでいるからだ。 USB(Universal Serial Bus)は、その名の通りストレージからサウンドデバイス、ネットワークインタフェースといった多様な周辺機器を1種類のポートでまかなうために生まれたインタフェースだ。米インテルや米マイクロソフト、NECなど7社が共同で1996年に第1版の仕様を公開。1998年に当時の米アップルコンピュータがiMacでシリアルポートやSCSIをUSBに一本化したことを皮切りに、PC外部インタフェースの主流となった。 2001年には、最大12Mビット/秒から480Mビット/秒に高速化した
夏真っ盛り。鉄道ファンの筆者はいつも「鉄道コム(Tetsudo.com)」というWebサイトで情報収集している。鉄道イベントや臨時列車の情報が掲載されていて、夏の旅行の計画を練るのに役立つ。 このサイトで「人工知能を使って鉄道模型を動かそう」というイベントを見かけた。「親子でAI(人工知能)とIoT(インターネット・オブ・シングズ)を学び、電子工作とプログラミングで鉄道模型を走らせる」とある。何だかワクワクする。 だが、子供の夏休み向けイベントで、対象者は小学4年生~中学3年生の子供と大人の2人とある。独り身の筆者は残念ながら参加資格がない。そこで、主催者である朝日インタラクティブの鉄道コム編集部に問い合わせて、取材させてもらうことにした。 マイクロソフト所属の鉄道ファンが指導 2017年8月6日、東京・渋谷駅近くの、窓から山手線がよく見えるビルが会場だった。子供16人とその親たちが集まっ
クラウドソーシングテスト(Crowdsourced Testing)とは、クラウド — 実在のユーザとテスタ — が現実の条件下でテストに参加するという、ユニークなテスト手法だ。Swisscomにおいてそれは、開発プロセスの早い段階での欠陥発見と製品の品質向上に役立った、とMaja Schreiner氏は論じている。すべてのフィードバックを収集して要約するのは難しい作業だが、開発者が関与することによってテストサイクルのスピードアップを図るとともに、製品のテスト方法やテスタの考え方に対する理解を深めることもできた。 SwisscomのシニアテストマネージャであるMaja Schreiner氏は、Spring Online Testing Conference 2017で、“Crowd Testing Magic”と題した講演を行なった。カンファレンスに関してはInfoQでも今後,Q&Aや要約
「“セキュアなソフトウェア開発”は夢物語ではない」──OWASPがトレーニングを無償で開催:ソフトウェアを作る人、作らせる人に必須の知識を提供 OWASPが2017年9月30日に、アプリケーションセキュリティに関する無償トレーニングイベント「2017 OWASP World Tour Tokyo」を東京工業大学で開催する。開催の狙いをキーパーソンに聞いた。 ソフトウェアセキュリティの向上に向けた情報の共有と啓発に取り組むコミュニティー「Open Web Application Security Project Foundation(OWASP)」が、2017年9月30日にセキュリティに関するトレーニングイベント「2017 OWASP World Tour Tokyo」を東京工業大学で開催すると発表した。 このイベントは、OWASPの成果物を活用したセキュアな開発のためのトレーニングを国内の
Liam Tung (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2017-08-16 08:30 現在では間違っていたと見なされている、広く普及した従来のパスワード作成ルールの作者は、このルールを作ったことを後悔していると告白した。 大文字、小文字、数字、記号を使った覚えにくいパスワードを作らされ(しかもそれを定期的に変更することを義務づけられ)て、どうしてこんなルールがあるのかと憤ったことがある人は多いだろう。それはおそらく、どこかの開発者が、米国立標準技術研究所(NIST)が2003年に作成した文書に従ったためだ。 この8ページの「NIST Special Publication 800-63別表A」は、NISTの元管理職であるBill Burr氏によって作成された。同氏はすでに引退しており、今では72歳になっている。 Burr氏は、The Wall Stre
個々のがん細胞を1つずつ取り除けるほどの精密さで外科手術を行う医師を想像してほしい。微小ロボットによって、こうした精度を実現することが可能になるかもしれない。超小型ロボットを医療に活用するという話は過去にも報じられたことがあるが、このテクノロジは依然として初歩的な段階にある。 今回、米ノースカロライナ州立大学とデューク大学の研究者らは、超小型マシンをプログラムして、単一細胞を捕獲および移動させることが可能であることを実証した。 この微小ロボット(マイクロボット、ナノボットとも呼ばれる)は、同大学が「Microbot Origami」と呼ぶ微小なポリマー製の立方体から作られている。微小ロボットを磁場によって制御できるようにするため、立方体の一面は金属で覆われている。研究者らは折り紙のように、複数の立方体を連結し、折りたたむ方法を設計した。磁場を当てることで、立方体の連結が開いたり、閉じたりす
Steven J. Vaughan-Nichols (ZDNET.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2017-08-05 08:00 皆さんがLinus Torvalds氏について何か知っているとすれば、それは同氏がLinuxの生みの親であり、Linux界の権威だということだろう。さらにTorvalds氏に詳しい人であれば、同氏が熱心なスキューバダイバーであり、スキューバダイビングのためのプログラム「SubSurface」の作者であることも知っているはずだ。あるいは、さらに深く知る人なら、同氏もほかの開発者と同じく、ガジェットが大好きだということも知っているかもしれない。同氏は最近「Google+」上で、ガジェットレビューサイト「Working Gadgets」を開設した。 そのタイトルを見れば、これがどんなサイトかは一目瞭然だが、Torvalds氏自身は次のように説明している。 そのとき
こんにちは。技術部モバイル基盤グループの門田(@_litmon_)です。 モバイル基盤グループでは、エンジニアの方々が快適に開発できる環境を整えるため、日々アプリのビルド時間やCIの実行時間などを短くする方法を模索しています。 今回は、Genymotion On Demandを使ってみた結果、CI上でのAndroidアプリのinstrumentation testの実行時間が1分短くなった話をしようと思います。 前回のあらすじ 今回の記事は、OpenSTFでAndroidのCIを2倍早くする の続編のような記事で、AndroidのCI環境を整えている話です。 まだ読んでいない方はぜひ上の記事から読むことをオススメします。 前回は、Jenkins上でAndroidのエミュレータを起動して使用する方法から、OpenSTFというリモートで実機端末を操作することが出来るオープンソースツールを使用す
サービスを海外展開したい場合、国際化対応を行う必要性がある。これをi18n対応と呼ぶ。Reactでフロントエンドを構築する場合、i18nのための多くのライブラリがあるが、yahoo製の react-intl が実質デファクトスタンダードだ。react-intlを実際に使っている例として、スター14000超えのReactボイラープレートであるreact-boilerplate やSNSの マストドン がある。 しかし、実際にreact-intlを使うとidの管理が非常に面倒であることがわかる(他すべてのi18nライブラリも同様だが)。react-boilerplateを参考にidの管理を見てみる。 まず、react-boilerplateでは、ディレクトリベースでコンポーネントを管理している。その中で、messages.jsにdefineMessagesを使いidとデフォルトメッセージを定義
trdsqlというコマンドラインツールを作りました。 Goで作ってます。 githubの trdsqlからダウンロード出来ます。 またLinux/Windows/macOSのバイナリもあります。 以下は、古くなっている内容もいくつかあります。 最新版に対応した、より詳細な内容は trdsql 目次 | Noboru Saito's page を参照して下さい。 これは何? 簡単に言えばCSV(TSV含む)やLTSVに対してSQLを実行できるツールです。 同様のツールが q や textql 等いくつかあります。 trdsqlはPostgreSQLドライバとMySQLドライバを含んでいて実際にDBに接続することでSQLite以上の機能を使用できるようにしています。 PostgreSQLやMySQLの構文が使えるだけではなく、CSVファイルと実テーブルでJOINしたり、CSVファイルからテーブ
このブログは、株式会社フィックスターズのエンジニアが、あらゆるテーマについて自由に書いているブログです。 FFmpeg APIの使い方を解説してみます。FFmpegは、様々な動画の変換に対応したツールです。コマンドラインからバイナリを叩くのもいいですが、ライブラリAPIを使えば、もっと色々なことができるようになります。ただ、チュートリアル的なものがなかったり、あったとしても古いAPIで書かれていたりしていて、とっつきにくいところがあります。長年開発されてきたOSSなだけあって、APIとしては洗練されているので、分かってしまえば使い方は簡単です。 他の記事 FFmpeg APIの使い方(2): シークやAVFrameなど FFmpeg APIの使い方(3): エンコードしてみる FFmpeg APIの使い方(4): エンコード他 FFmpegは現時点で最新の3.3.3を使っていきます。開発環
##はじめに プログラミングにおいてローマ字(表記)の知識が必要になる状況があります。識別子の命名にローマ字を用いるときや、かな文字をローマ字に変換するプログラムを作るときなどです。しかし、今は学校でローマ字をきちんと教えないので、ローマ字を正しく理解している人は極めて少ないのが現状です。そこで、プログラマーが知っておくべきローマ字の基礎知識をまとめました。簡単なサンプルコードもあります。お役立てください。 こにしまさみ編「NINGYOHIME」教学研究社 ##ローマ字の概要 ###ローマ字とは ローマ字とは日本語を記述する方法の一種で、日本語をABCで書く方法です。または、その方法で書かれた日本語です。「ローマ字」はもともと文字の名前ですが、ここでいうローマ字は「ローマ字書き」「ローマ字書き日本語」の意味です。 ローマ字は日本語の発音を外国人に示す発音記号のようなものではありません。した
モチベーション Twitterが好きなので,プログラムが自分のツイートを自動生成してくれれば忙しいときも勝手にTwitterやってくれそうだと思いました. 【エヴァンゲリオン】アスカっぽいセリフをDeepLearningで自動生成してみる を読むと,Deep Learning よりもマルコフ連鎖のほうがそれっぽい文章を生成してくれるようなので,その方針でプログラムを組んでみました. …というかまるっきりやってることが同じですね…… しゅうまい君(@shuumai)とか圧縮新聞(@asshuku)もマルコフ連鎖らしいので多分この方針でいいはず. 前処理 過去の自分の全ツイートは json や csv がまとまった zip ファイルで公式サイトからダウンロードすることができます. 自分の全ツイート履歴をダウンロードする 今回はこれで得られるtweets.csvを使っていきます. 全ツイートの中
はじめましてtsuttieです(*'▽') Seleniumを使って色々としましたので、まとめていければと思ってます。 1. Selenium2を使ってみて Webアプリのテスト自動化を目的としてSelenium2を使ったので詰まった点を数回に分けてまとめて行きたいと思います。 2. 使用したSelenium ・Selenium IDE ・Selenium Webdriver (Java 3.5.0) ※導入方法についてはわかりやすくまとめていらっしゃる方が多くおりますので、そのあたりのお話は省きます。 3. 【本題】新しくタブを開いたときに動作が止まる Selenium2を使っていて最初に躓いたのは新規タブを開いたときでした。 クリックしたときに現在のタブではなく新規でタブ開くリンクを踏んだときに操作不能になるんです。色々検証してわかった原因としては、新しいタブは開いたときにハンドルは古
TL; DR Y Combinatorが投資している、急成長中1のプッシュ通知ASP OneSignalを試してみました。 Firebaseと同じく無料ながら、Parseのような柔軟性(A/Bテスト、ユーザープロパティ、自動配信など)を持っています。 Firebaseが抱える「プロパティに上限があるが削除できない」、「他ASPからトークンをインポートできない」等の問題もなく、初めてParseを試したときのように感動しました。 Firebaseの問題 ポストParse時代の代表格は、なんといってもGoogle I/O 2016でバージョンアップが発表されたFirebase。 認知度、Googleというバックボーンともに圧倒的な存在ですが、使ってみると意外に「?」と思うことがいくつかありました。詳しくはこちらに書かれているような点です。 いくつか挙げるとすれば↓の点が気になりました。 登録可能
いまお仕事の関係で、機械学習の教科書的な書籍を読んだりオンライン講座を受講したりしながらサンプルやチュートリアルを動かして勉強しています。 機械学習を勉強するときは、Pythonの環境を構築し、JupyterNotebookを使って、実際に手と頭を動かしながら行うのが効率的です。が、アルゴリズムの理論そのものの理解がすでにしんどい上、過学習対策のための正則化、汎化性能の評価、クロスバリデーション、不均衡データや少ないデータはどうすればいいか、などなどいちいち難しいことを数多く勉強しなければなりません。 その上、、、、機械学習での学習は、1度やれば終わり!ではなく、パラメータチューニングしたり、データを増やしたり加工したりしながら、繰り返しなんども行う必要があります。一見ビジネス寄り&アカデミックな雰囲気を醸し出していますが、実際のところは、非常に泥臭い作業のオンパレードです。 が、、、、、
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