昨年11月に「ユニクロの致命的な弱点見つけたり!」というタイトルでファーストリテイリング社に対する懸念を記し賛否両論が渦巻いた。しかしながら、現実をみれば、同社の国内既存店売上高は5カ月連続のマイナスを記録、早くも2020年5兆円構想は画餅かと言い出す気の早い関係者もいるほどである。 計画通りに売り上げが伸びないのはなにもユニクロに限らない。商品ライフサイクルが極端に短いうえに、ヒット商品を連続して世に送り出さなければ持続的な高度成長を実現できないのがアパレル企業の宿命だからだ。 【海外で高く評価される高付加価値製品】 将来どうなるか心配なユニクロと違い、同じく頭に「ユニ」が付くのに、生理用品やオムツのトップメーカー・ユニチャームの将来は、よほどなチョンボをしないかぎり、そうとう明るいはずである。 アメリカ在住の友人によれば、同社の老人用オムツやペット用オムツについては、日本よりも欧米はじ
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