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ブックマーク / www.magazine9.jp (94)

  • 『チョムスキーの「アナキズム論」』マガ9レビュー │第99回│マガジン9条

    090415up 、DVD、展覧会、イベント、芝居、などなど。マガ9的視点で批評、紹介いたします。 vol.99 ブッシュ政権への批判者として知られた言語学者ノーム・チョムスキーの、1969年~2004年にかけ、アナキズムについて発言したインタヴュー、対話、エッセイを編集したアンソロジー。これを読むと、チョムスキーがベトナム戦争の時代から一貫してアナキズムへの関心と平行しながら数々の発言をしてきたことがわかる。 一般的に、アナキズムは暴力的な無政府主義者が掲げる破壊的な過激思想といった否定的なイメージで捉えられているかもしれない。確かに、アナキズムを無政府主義というのは間違ってはいない。けれど、そのような否定的なイメージでは、この多様にして創造的な思想潮流の質を捉えることはできない。 書におけるアナキズムを要約すれば、アナキズムとは人々が自前で社会を構築しようとすること、すなわち自由

  • 鈴木邦男の愛国問答 - 第22回|マガジン9

    自他共に認める日一の愛国者、鈴木邦男さんの連載コラム。 改憲、護憲、右翼、左翼の枠を飛び越えて展開する「愛国問答」。隔週連載です。 すずき くにお 1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論の覚悟』(創出版)、『失敗の愛国心』(理論社)など多数。 HP「鈴木邦男をぶっとばせ」 そんな馬鹿な!「どうして中国では上映できないんですか?」と叫んでしまった。だって、「反日映画だ!」と右翼に攻撃さ

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    mangakoji 2009/04/01
  • 柴田鉄治のメディア時評 - 09年3月25日号|マガジン9条

    2009年スタートの新連載は、「柴田鉄治のメディア時評」です。 その月に書かれた新聞やテレビ、雑誌などから、 ジャーナリスト柴田さんが気になったいくつかの事柄を取り上げて、論評していきます。 しばた てつじ 1935年生まれ。東京大学理学部卒業後、59年に朝日新聞に入社し、東京社社会部長、科学部長、論説委員を経て現在は科学ジャーナリスト。大学では地球物理を専攻し、南極観測にもたびたび同行して、「国境のない、武器のない、パスポートの要らない南極」を理想と掲げ、「南極と平和」をテーマにした講演活動も行っている。著書に『科学事件』(岩波新書)、『新聞記者という仕事』、『世界中を「南極」にしよう!』(集英社新書)ほか多数。 今月は、メディアに関して論じるべき事件がいろいろとあった。沖縄返還時の日米密約を問う裁判をはじめ、週刊新潮による『朝日新聞襲撃犯報道』、日テレビの「バンキシャ」番組『虚報』

    mangakoji
    mangakoji 2009/03/25
    なんというか、民主主義つぶしの山場に入った気がする。これで自民党が勝って今の政府が安泰になるのは間違いない。国民のほとんどすべては怒ってない
  • 「長井氏の退職、NHKは恥ずかしくないのか」柴田鉄治のメディア時評 - 09年2月25日号|マガジン9条

    2009年スタートの新連載は、「柴田鉄治のメディア時評」です。 その月に書かれた新聞やテレビ、雑誌などから、 ジャーナリスト柴田さんが気になったいくつかの事柄を取り上げて、論評していきます。 しばた てつじ 1935年生まれ。東京大学理学部卒業後、59年に朝日新聞に入社し、東京社社会部長、科学部長、論説委員を経て現在は科学ジャーナリスト。大学では地球物理を専攻し、南極観測にもたびたび同行して、「国境のない、武器のない、パスポートの要らない南極」を理想と掲げ、「南極と平和」をテーマにした講演活動も行っている。著書に『科学事件』(岩波新書)、『新聞記者という仕事』、『世界中を「南極」にしよう!』(集英社新書)ほか多数。 2月13日の朝日新聞朝刊第3社会面に全文15行のベタ記事が載った。ベタ記事というのは、見出しが1段のこれ以下はないという小さな記事を指す言葉である。 僅か15行の記事だから、

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    mangakoji 2009/02/26
  • 鈴木邦男の愛国問答 - 第18回|マガジン9

    自他共に認める日一の愛国者、鈴木邦男さんの連載コラム。 改憲、護憲、右翼、左翼の枠を飛び越えて展開する「愛国問答」。隔週連載です。 すずき くにお 1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論の覚悟』(創出版)、『失敗の愛国心』(理論社)など多数。 HP「鈴木邦男をぶっとばせ」 「週刊文春」(1月29日号)で上杉隆、佐藤優、荻原博子の三氏が「徹底討論」している。「麻生自民党はこれだけ日

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    mangakoji 2009/02/05
    「首相も官僚も、人間ではなく、もうネコなのだ。」「猫は善悪の基準ではなく、快・不快で動きます。不快な選択は極力避けて、気持のいい選択をする。それに自己保身という基準が合わさると、普通の人からすると理解できない矛盾した行動になるのですが、本人の中では一貫しているんです」
  • 雨宮処凛がゆく!│第85回│マガジン9条 - 冬の間は家を追い出されない国。の巻

    090114up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイト 文とは関係な

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    mangakoji 2009/01/14
    「分割して統治せよ」俺たちは統治される側なのを、どうして無視できるんだろう、不思議だよな普通の日本人
  • マガジン9〜この人に聞きたい『鎌田慧さんに聞いた』その1〜

    37年後の『自動車絶望工場』 今から36年前、自動車工場で働く「期間工」たちの過酷な労働を、 ルポ『自動車絶望工場』で告発した鎌田慧さん。 しかし今、それよりもさらに過酷といわれる雇用・労働状況が、 多くの人々を苦しめています。 「雇い止め」「派遣切り」といった言葉が飛び交う現在の状況を、 鎌田さんはどう見ているのでしょうか? かまた さとし 1938年青森県生まれ。ルポライター。新聞、雑誌記者を経てフリーに。著書に『自動車絶望工場』(講談社文庫)、『教育工場の子どもたち』『ぼくが世の中に学んだこと』(ともに岩波現代文庫)、『痛憤の現場を歩く』(金曜日)、『全記録炭鉱』(創森社)、『いま、連帯をもとめて』(大月書店)など多数。

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    mangakoji 2009/01/07
    「信州大学の高梨昌教授は、1994年に小泉改革の一環として改正法ができた後、業界の新年の挨拶で「ようやくここまで来た、最初に思ったとおりの法律になった」と言っていました。」幸せな死に方をしませんように
  • 鈴木邦男の愛国問答 - 第16回|マガジン9

    自他共に認める日一の愛国者、鈴木邦男さんの連載コラム。 改憲、護憲、右翼、左翼の枠を飛び越えて展開する「愛国問答」。隔週連載です。 すずき くにお 1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論の覚悟』(創出版)、『失敗の愛国心』(理論社)など多数。 HP「鈴木邦男をぶっとばせ」 そうか、ちょうどこの日なのか。知らなかった。今月の26日(月)、阿佐ヶ谷ロフトで「帝銀事件」についての集まりがあ

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    mangakoji 2009/01/07
    せめて寛容でズボラで自分にも他人にも甘くなりたい。
  • 毛利子来の『狸穴から』 第21回│マガジン9条

    戻る<< こども医者毛利子来の『狸穴から』:バックナンバーへ 081126up 「マガジン9条」の発起人の1人でもある小児科医、「たぬき先生」こと毛利子来先生。 お仕事や暮らしの中で感じた諸々、文化のあり方や人間の生き方について、 ちょっぴり辛口に綴るエッセイです。 こども医者毛利子来の『狸穴から』 もうり・たねき(小児科医) 1929年生まれ.岡山医科大学卒業。東京の原宿で小児科医院開業。子どもと親の立場からの社会的な発言・活動も多い。「ワクチントーク全国」元代表、「ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議」元副代表などを経て、現在は雑誌「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」編集代表、『マガジン9条』発起人などを務める。著書に『ひとりひとりのお産と育児』(1987,毎日出版文化賞)、『赤ちゃんのいる暮らし』、『幼い子のいる暮らし』などがある。最近は、友人でもある小児科医・山田真氏との共著

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    mangakoji 2008/11/27
    「スポーツって見るもんじゃなくやるもんだよねー 」というのが科学でも通用するんだな
  • 鈴木邦男の愛国問答 - 第10回|マガジン9

    ほさかのぶと(社民党衆議院議員) 1996年、衆議院議員に初当選し現在3期目。国会質問が500回を超える“国会の質問王”。今回、民主党、国民新党の推薦を受け選挙区を世田谷区から杉並区(8区)に鞍替え。東京で一番強い候補者と言われる石原伸晃氏(自民党)に挑む。ブログ「保坂展人のどこどこ日記」連日更新中。 小選挙区制度は悪魔の選挙区制度? 鈴木学生時代、僕が右翼学生のとき、「諸悪の根源は憲法だ」と右翼の人たちはみんな言っていました。だから憲法改正すべきだと主張していた。そんな頃、マスコミ全体で言われていたことは、自民党が小選挙区制の導入を狙っているらしいと。しかし小選挙区制は、”悪魔の選挙区制度”だから、絶対に許しちゃいけないと言ってね、それについては左翼の人も僕ら右翼もずっとそうだと思っていました。だってあの頃、小選挙区制というのは、アメリカでゲリマンダー*1と呼ばれていましたよね? *1 

    mangakoji
    mangakoji 2008/10/15
    「アクセンチュア社」の治安システムの指紋データをためるために、アキバの警察のオタ狩りが行われてる。
  • マガジン9〜雨宮処凛がゆく!〜(069)

    080917up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

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    mangakoji 2008/09/18
    「どくだみ荘」の気楽さとは間逆で、団塊と団塊Jrの立場を良く対照してて悲しい
  • マガジン9〜森永卓郎の戦争と平和講座〜第29回

    080910up 福田総理が突然辞任をし、 解散総選挙は11月にもおこなわれると言われています。 日社会は今、大きな転換点に立っています。 その選択をするのは、私たち国民なのですが、 次なる目指すべき社会について、森永さんは”普通の社会”をあげています。 さて”普通の社会”とは? カネを持つ者が社会の権力者となり、資産を持たない庶民を支配する金融資主義が、この30年ほど世界で猛威をふるいました。しかし、金融資主義はいま、断末魔の叫びをあげています。金持ちが投機の対象とした原油や穀物や新興国の株価が、急激に値下がりして、投機資金が消滅しようとしているからです。 それでは、投機資が消滅したあと、日と世界にはどのような社会がやってくるのでしょうか。私は、ごく普通の社会がやってくるのだと考えています。ごく普通の社会というのは、人類が社会を作ったときの来の姿に立ち返った社会です。 人類が

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    mangakoji 2008/09/11
    金融的社会の終わりの始まり」そう思いたい
  • マガジン9条〜こども医者毛利子来の『狸穴から』(15)〜

    戻る<< こども医者毛利子来の『狸穴から』:バックナンバーへ 080820up 「マガジン9条」の発起人の1人でもある小児科医、「たぬき先生」こと毛利子来先生。 お仕事や暮らしの中で感じた諸々、文化のあり方や人間の生き方について、 ちょっぴり辛口に綴るエッセイです。 もうり・たねき(小児科医) 1929年生まれ.岡山医科大学卒業。東京の原宿で小児科医院開業。子どもと親の立場からの社会的な発言・活動も多い。「ワクチントーク全国」元代表、「ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議」元副代表などを経て、現在は雑誌「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」編集代表、『マガジン9条』発起人などを務める。著書に『ひとりひとりのお産と育児』(1987,毎日出版文化賞)、『赤ちゃんのいる暮らし』、『幼い子のいる暮らし』などがある。最近は、友人でもある小児科医・山田真氏との共著である『育育児典』(岩波書店)が、

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    mangakoji 2008/08/20
    「精神的勝利法」そのてがあったか
  • マガジン9〜森永卓郎の戦争と平和講座〜第28回

    森永卓郎の戦争と平和講座(28回) 080730up どこまでも続くかのように思える原油や料品の高騰。 しかし森永さんは「そこに変化の兆しが現れてきた」といいます。 その理由とは? そして、私たちの生活にもたらされる影響とは? 世界中を苦しめてきた原油高、穀物高に変化の兆しが現われてきた。これまで一調子で値上がりを続けてきた原油価格や穀物価格が、大きく値下がりをしているのだ。例えば、ニューヨーク市場の原油先物価格は、7月11日に147ドルの最高値をつけたが、7月25日は123ドルと16%値下がりしている。シカゴのトウモロコシ先物価格は、6月25日に765ドルの最高値をつけたが、7月25日は577ドルと25%も値下がりしている。もちろん、原油価格や穀物価格価格がこのまま一方的に下落していく可能性は、大きいとは言えないが、いまの高水準の資源価格は投機にもとづくバブルであり、私は近いうちにバ

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    mangakoji 2008/07/30
    これが本当なら喜ばしいことだが、まだ元高とかあるから。でもこれが本当ならその次のルピー高はバブリーになるかわからんわけか