ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/nippon (17)

  • 「日本再発見」カタカナは、なぜ存在感を増しているのか?...日本語の「書き言葉」が「たくましい」理由とは

    <漢字とひらがな、カタカナ、そして現在ではアルファベットも混ぜて使う点において、日語は間違いなく世界でもまれな言語。なかでもカタカナが「躍進」している理由について> 柴崎友香の小説『春の庭』に、日語がほとんどわからないアメリカ人夫婦が主人公に「コンニチハ」と挨拶する場面がある。 このように外国人の片言の日語にカタカナがよく使われるのは、異国感を出せるからであろう。しかし、もっと言うと視覚的な効果が大きいように思う。 カタカナは見た目に滑らかでないため、たどたどしさが演出できるからだ。この「コンニチハ」を外国語に翻訳するにはかなりの工夫が必要だろうと翻訳者としては思う。 そんなカタカナの使い方として最近気になっているのは、「シン」だ。庵野秀明監督の映画『シン・ゴジラ』の「シン」は大きなインパクトがあった。 わたしは初代『ゴジラ』をリアルタイムで見ている世代である。そのせいか、「『新・ゴ

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    maniwani 2023/11/06
  • こうした人物が中国に生まれず残念...福沢諭吉が、現代中国の「知識人」から敬愛されている理由

    <「脱亜論の提唱者で、日を東アジア文化の(悪)循環から救った」と評され、中国の知識層に注目される福沢諭吉。誌「世界が尊敬する日人100」特集より> あなたが最も尊敬する日人は誰ですか」と、知識人の多い中華圏のツイッターユーザーを対象に筆者がアンケート調査してみると、1位は福沢諭吉。 「日国民を啓蒙した」「大学を設立し、先進的な思想と文化を広めた」などのコメントの中で、際立っていたのは「脱亜論の提唱者で、日を東アジア文化の(悪)循環から救った」という理由だ。 「東アジア文化」とは儒教文化のこと。古代中国に始まる儒教文化は、特に日韓国など漢字文化圏の東アジアの国に深い影響を与えてきた。福沢はこの儒教の教えが日の近代化を妨げると考えた。 例えば儒教の「公」は、現代の「公民社会」の「公」ではなく、支配者あるいは政府を指す。政府と人民の間には垂直的、身分制的、階層的な関係があり、そ

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    maniwani 2023/08/17
  • 日本の観光政策は間違いだらけ、「クールジャパン」の名称は自画自賛で逆効果だ

    <外国人からの意見で多いのは「クールジャパンという名称はおかしい」というもの。日を愛し、内閣府公認クールジャパン・プロデューサーを務めるアメリカ人が指摘する、改善すべき点とは?> ニューヨーク州生まれの国際コミュニケーション・コンサルタント、ベンジャミン・ボアズ氏は「クールジャパンのエキスパート」だ。 日を愛し、2016年からは内閣府公認クールジャパン・アドバイザー、コロナ禍の2022年10月にはクールジャパン・プロデューサーに就任した。東京都中野区の観光大使を務め、国内外の大学でクールジャパンに関する講演も多数行ってきた。 しかしボアズ氏は、「世界が見ている『日』と、日が見ている『日』は異なる」と指摘し、クールジャパン戦略には改善が必要だと考えている。そもそも、クールジャパンという名称がおかしい。 「海外の人たちからの意見の中で最も一貫しているのは、クールジャパンという名称その

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    maniwani 2023/04/09
    “オタクと結び付けることをためらうビジネスパーソンの気持ちはわからなくはないですが、その態度は自分たちが発信したいものばかり考えて、そこを訪れる外国人観光客の観点を尊重していません。”
  • 「日本再発見」「なぜ外国人観光客は日本の文化を勉強しないのか」と聞かれたクールジャパン専門家は...

    <日人の「おもてなし」はナルシシズムに陥っていると、内閣府公認クールジャパン・プロデューサーを務めるアメリカ人が指摘。観光客は勉強しに来るのではなく、休暇を過ごしに来るだけ。勘違いすべきじゃない> 日が世界市場で生き残っていくためには、海外の人たちが持つ日のイメージとは何かを知り、当のインバウンド需要に寄り添っていくことが必要だ――。 ニューヨーク州生まれの国際コミュニケーション・コンサルタントで、「クールジャパンのエキスパート」であるベンジャミン・ボアズ氏はそう主張する。 だが現状は、日人視点の「マイ・ジャパン」にこだわってしまっており、多くの日人が誇りに思う「おもてなし」でさえもナルシシズムに陥っていると、内閣府公認クールジャパン・プロデューサーを務めるボアズ氏は言う。 ボアズ氏はこのたび、『日はクール!?――間違いだらけの日の魅力発信』(クロスメディア・パブリッシング

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    maniwani 2023/01/13
  • 杉原千畝の「命のビザ」と日本酒が結ぶ、ユダヤと日本の絆

    コーシャ認証を取得した舩坂酒造の「深山菊」を手に笑顔のエドリー(中央左)と有巣(中央右) COURTESY OF BINYOMIN Y. EDERY <「日のシンドラー」杉原の功績で岐阜はユダヤ人観光客にとって特別な土地に、地元も「コーシャ認証」の日酒で彼らを歓待する> 岐阜県高山市。市場の裏手にある居心地のいい酒場で、筆者は舩坂酒造店の有巣弘城社長(36)と一緒にグラスを掲げた。つがれているのは、ユダヤ教の戒律に基づくの規定「コーシャ」の認証を得た特別な日酒だ。 「カンパイ!」。こちらが日語で言うと、有巣は目を丸くして、満足そうにヘブライ語で応じた。 「ルハイム!」 よき酒があれば言葉の壁も文化の壁もどこへやら。そんな光景と言えなくもないが、実はこの乾杯は、「日のシンドラー」と呼ばれた杉原千畝の功績に由来する。 時は第2次大戦中、1940年のこと。リトアニアの日領事館領事代

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    maniwani 2021/03/18
  • オバマのお気に入りは「エリート」な日本製の水性ボールペン

    元米大統領は「ユニボール・ビジョンエリート」とシンプルな黄色いリーガルパッドがお好み LARRY DOWNING-REUTERS <筆記具に「強いこだわり」がある元米大統領が選んだ製品の評判と使い心地は?> バラク・オバマ前米大統領は先日、お気に入りの筆記具を明らかにすることで、アメリカ人の生活の中でも特に論争の多い分野に参戦した。 オバマはニューヨーク・タイムズ紙に対し、新著『プロミスド・ランド(約束の地)』のような長文を執筆するときはパソコンではなく、手書きで草稿をまとめるのが好きだと告白。さらに筆記具には「強いこだわり」があり、法律家がよく使う黄色いリーガルパッドの用紙と、三菱鉛筆の黒の水性ボールペン「ユニボール・ビジョンエリート」の組み合わせが好みだという。 紙については、もっといい候補がありそうだ。確かにオバマは法律の専門家だし、長年の習慣はなかなか消えるものではないが、ベーシッ

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    maniwani 2021/01/27
  • 逃亡ゴーンの「日本の不正な司法制度」批判は的外れ

    Why Carlos Ghosn's allegation of an unfair Japanese justice system is unjustified <日の刑事司法制度は2000年代以降、制度改革が進められてきたーー制度に根的な不正があるとするゴーンの批判は当たらない> 日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が2019年12月、一連の不正資金疑惑などについて無罪を主張し、日からレバノンへ逃亡した。そして、自分が逃げたのは日の刑事司法制度に対して不信感を抱いているからで、「不正と政治的迫害から逃れるため」だとする声明を明らかにした。 私はここ1年ほど、日やイギリスの研究者とともに、日英両国の司法制度において被疑者がどのように扱われているのかを調査してきた。そこで、日では公正な裁判を受けられないのではないかというゴーンの疑念をきっかけに、その主張が正当か否か考察してみた。

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    maniwani 2020/02/26
  • 「日本再発見」「バレエ男子」をありのままに受容する、日本に世界は学ぶべき

    <日のメディアは、男性バレエダンサーを1つの手として位置付け、ダンスをする少年を応援する風潮が根付いている> 男の子がバレエ好きなんておかしい――8月下旬、米ABCの情報番組『グッドモーニング・アメリカ』司会者ララ・スペンサーが、バレエのレッスンを受けるイギリスのジョージ王子を嘲るような発言をした。 欧米のダンス界はすぐに一致団結して立ち上がった。#boysdancetoo(男の子だって踊る)というハッシュタグが生まれ、ミュージカル映画のスターだった故ジーン・ケリーのパトリシア・ウォード、ダンサーで振付師のトラビス・ウォールら著名人をはじめ、世界各地でダンスを学ぶ若者やその親が抗議の声を上げたのだ。 彼らは、自分が受けたいじめや困難の中でも情熱を貫いた体験を語った。批判を受けて、スペンサーは番組で謝罪。番組放送中、ニューヨークのタイムズスクエアのスタジオの外の路上では約300人が参加

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    maniwani 2019/09/25
  • アフリカは日本のまちづくりから学べる、気候変動への対処法を

    セス・アサレ・オクェレ(大阪大学工学研究科特任助教)、マシュー・アブンイェワ(豪ニューカッスル大学建築・構築環境学部講師)、ステファン・コフィー・ディコ(米シンシナティ大学地域開発計画専攻非常勤講師) <気候変動の影響を受け、都市化も急速に進んでいるサハラ砂漠以南のアフリカ。日machizukuri(まちづくり)がその対策に役立つ理由とは> サブサハラ(サハラ砂漠以南)のアフリカは、気候変動による影響を既に受けている。そして、状況は悪くなる一方だ。 状況悪化の理由は複雑だ。この地域のインフラやサービス、そして社会経済的なダイナミクスが抱える問題が、それに拍車をかけている。都市化の進行も大きな要因だ。アフリカ大陸では今のところ、都市住民の割合は全体の43%だが、急増している。毎年、およそ1000万人が都市部に居を移しているのだ。 気候変動に対する適切な適応戦略を取れば、都市の脆弱性を軽減

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    maniwani 2019/06/19
  • 「日本再発見」日本のYKKがファスナーで世界1位になれた理由

    <ジッパー(ファスナー)業界にはかつてタロンという支配的な企業があった。なぜ日の1企業がタロンの拠である米市場をも制することができたのか。中国からSBSというライバルが台頭しつつある中、ジッパー業界はどうなるのか> スライダーを引っ張り、2列の小さな歯をかみ合わせると、バッグやジャケット、パンツがしっかり閉じる。これがジッパーだ(編注:ファスナー、チャックとも。日ではファスナーが最も一般的)。この便利な日用品は、1世紀以上前にアメリカで発明され、今や全世界に広まっている。世界のあちこちで生産され、あらゆるものに縫い付け、あるいはのり付けされ、あらゆる場所で使用されている。 どこにでもある控えめな存在に見えるかもしれないが、ジッパーの現状は、喩えるならば、日のパスポートに中国のビザがいくつもスタンプされているような状況だ。この奇妙な喩えの意味について、ジッパーの歴史や国際貿易理論、そ

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    maniwani 2019/04/27
    “あるいはYKKが、中国内の治安や産業スパイ、SBSの特許を侵害したといった理由で、中国市場から追い出されるかもしれない。”
  • 日本の免税店で外国人旅行者は何を買っているのか

    <堅調に伸びているインバウンド市場だが、海外旅行で買い物といえば免税店。日を訪れる外国人に、今どんな商品が人気なのか> 日政府観光局(JNTO)が発表した2017年の訪日外国人旅行者数は、前年比19.3%増となる約2869万人となり、5年連続で過去最高を更新。また、訪日外国人客による日滞在中の消費額も約4兆4161億円と初めて4兆円を突破し、こちらも過去最高を記録。インバウンド市場は堅調な伸びを示しているようだ。 ひと頃騒がれた訪日中国人による「爆買い」トレンドは沈静化し、「爆買いは終わった」との声もあるが、今もインバウンド消費全体のうち、中国人の消費額は約1兆6964億円と40%弱を占める。続く台湾の5744億円と比べても倍以上と、その消費額は突出している。 政府は2020年には、訪日外国人観光客を4000万人に、消費額を8兆円にとする目標を立てている。 東京オリンピック・パラリン

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    maniwani 2018/09/07
  • 日本の炭鉱は「廃墟」「終わった産業」──とも限らない

    に残る最後の炭鉱、北海道釧路市の太平洋炭鉱(2001年撮影、現・釧路コールマイン)の鉱員たち Kimimasa Mayama-REUTERS <過去の遺物と思われがちな「炭鉱」だが、世界では今も1次エネルギー源の28%が石炭であり、日の炭鉱も消え去ってはいない。その歴史的意義と今日の可能性とは> 「炭鉱」という言葉に、どんな印象を持つだろうか。地下や岩山の奥へと伸びる坑道は危険な場所で、そこでは過酷な重労働が課されていた――そんなイメージを思い浮かべる人が多いだろう。暗い歴史を持つ過去の遺物としてネガティブに語られることも多い。 その一方で、炭鉱の遺構はノスタルジーを掻き立てる「廃墟」として注目を集めてもいる。文化財や産業遺産としての価値も認められるようになり、2015年には「明治日の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」がユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録された

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    maniwani 2018/08/09
  • 日本の「紙芝居」が海外で人気 国境なき医師団から多言語政策まで

    Kamishibai: how the magical art of Japanese storytelling is being revived and promoting bilingualism <ヨーロッパから南米まで、世界各国で今、紙芝居の上演やワークショップが人気を博している。テクノロジー全盛の現代になぜ、どのように活用されているのか> テクノロジーの進歩ばかりが目立つ現在、スクリーンやキーボードがないものには、時間を割く価値はないように感じられるときもある。 しかし、技術革新が進む背景をよそに、数世紀前から日で続いてきた読み聞かせの伝統が現代の観客向けに再興している。紙芝居(kamishibai)だ。日の古い話芸のツールであり、今や世界各国の図書館や老人ホーム、学校などで活用されている。 紙芝居は力強いメディアであり、国境なき医師団も2011年、エイズ予防キャンペーン「マ

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    maniwani 2018/08/01
  • 日本経済のカギを握るのは、外国の資産30億円「超富裕層」たち!?

    <日にいま必要なのは、ただ訪日観光客を増やすことでも、日人の高所得者を増やすことでもない。世界人口の1%未満に過ぎない「超富裕層」の取り込みこそが必要だ。だが、今のままでは彼らは日にやって来ない> 日政府観光局(JNTO)の発表によると、今年5月の訪日外国人数(推計値)は267万5000人。前年同月比16.6%増で、5月としての過去最高を記録した。中国(29.3%増)や韓国(14.6%増)のほか、ヨーロッパ各国やアメリカ、オーストラリアからの訪問者数も前年比2ケタ増を記録するという好調ぶりだった。 政府は2030年に訪日外国人観光客を6000万人とすることを目標に掲げ、近年、さまざまな取り組みを進めてきた。人口減少・少子高齢化に直面する中、観光産業には経済の牽引役として大きな期待が掛かっているからだ。その数字は着実に伸びてきており、成果が出ているように見える。 しかし、このままでは

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    maniwani
    maniwani 2018/07/02
    “超富裕層は特別扱いに慣れている。だから、どんなに質が高くても、定型的・画一的なサービスでは彼らを惹きつけることはできない。(中略)ひとりひとりの個別のオーダーに臨機応変に応えられるようなサービス”
  • 日本人が知らない、中国人観光客受け入れの黒い歴史

    <年間600万人以上の中国人観光客が日を訪れるが、一方で「白タク」や「違法民泊」など、さまざまな問題が発生している。実は昔も今も、中国客で日人は儲けられていない。それはなぜか。どうすればいいのか> 中国人観光客の数が今年に入って伸び悩んでいる。昨年トップで過去最高の年間637万人となったが、日政府観光局(JNTO)による2017年上半期(1~6月)の集計では、実は前年比わずか6.7%増であり、ここ数年の倍々ゲーム(14年83.3%増、15年107.3%増、16年27.6%増)のような勢いが減速しているのは明らかだ。 「爆買い」と呼ばれた旺盛な消費力も陰りを見せている。すでに昨年の時点で、外国人1人当たりの消費額トップはオーストラリア客にとって代わられている(今年第2四半期も英国、イタリアに次ぐ3位)。個人レベルでみると、もはや彼らが日でいちばんお金を落とす人たちではないことを観光庁

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    maniwani 2017/09/04
  • 東京はイスラム教徒やベジタリアンにとっても「美食都市」か

    <今後さらに多くの外国人観光客を日に呼び込むには、ムスリム(イスラム教徒)やベジタリアンのに関するニーズに応える必要がある。取り組みは進んでいるが、果たして彼らの心をつかむ施策となっているのか? 在住者たちに音を聞いた> (写真:ハラルうどんをべるインドネシア人の留学生(千葉、2014年)) 【シリーズ】五輪に向けて...外国人の音を聞く 観光立国を目指す日の取り組みが着々と実を結んでいる。訪日外国人観光客数は今年初めて2000万人の大台を突破した。年末までには2400万人に達すると予測されている。 今年3月に開催された「明日の日を支える観光ビジョン構想会議」では、東京五輪が開催される2020年に2000万人、2030年に3000万人の外国人観光客を招致する目標を、2020年に4000万人、2030年には6000万人と上方修正した。従来から倍増という強気の数値目標だ。 目標達

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    maniwani 2016/12/26
  • なぜ日本の音楽教室が、クラシックの本場でも受け入れられたのか

    <1964年、初の海外となるアメリカへ進出したヤマハ音楽教室。今や40以上の国と地域に教室があり、海外だけで約19万人が音楽を学んでいる。クラシックの場であるヨーロッパでも受け入れられた秘訣は、画期的なビジネスモデルと創立者の信念にあった> (写真:海外進出初期の頃のアメリカの教室) 【シリーズ】日再発見「世界で支持される日式サービス」 今年4月、上原ひろみの『SPARK』が全米ビルボードの「トラディショナル・ジャズ部門」で1位、さらには総合ランキングでも1位を獲得した。「トラディショナル・ジャズ部門」の1位は日人として初の快挙だ。ジャズピアニストとしての世界的な地位を確立した上原だが、彼女が幼少時に音楽の基礎を身につけたのは、あのヤマハ音楽教室だった。 楽器メーカー大手の日楽器製造(現ヤマハ)が1954年に始めた「音楽教室」の事業は、設立からわずか10年で、教室数は約5000会

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    maniwani 2016/07/20
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