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逃亡ゴーンの「日本の不正な司法制度」批判は的外れ
Why Carlos Ghosn's allegation of an unfair Japanese justice system is unjustified <日本の刑事司... Why Carlos Ghosn's allegation of an unfair Japanese justice system is unjustified <日本の刑事司法制度は2000年代以降、制度改革が進められてきたーー制度に根本的な不正があるとするゴーンの批判は当たらない> 日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が2019年12月、一連の不正資金疑惑などについて無罪を主張し、日本からレバノンへ逃亡した。そして、自分が逃げたのは日本の刑事司法制度に対して不信感を抱いているからで、「不正と政治的迫害から逃れるため」だとする声明を明らかにした。 私はここ1年ほど、日本やイギリスの研究者とともに、日英両国の司法制度において被疑者がどのように扱われているのかを調査してきた。そこで、日本では公正な裁判を受けられないのではないかというゴーンの疑念をきっかけに、その主張が正当か否か考察してみた。
2020/02/26 リンク