ウエスタン・ニューヨーク・フラッシュ (WPS) に所属し、アメリカ代表チームで最年少となる22歳のFWアレックス・モーガン選手 円高に株安、とんと景気のイイ話を聞かない日本にあって、「なでしこジャパン」は例外になりそうだ。 まず、ワールドカップの優勝から1カ月が経ち、協会側も支援体制を強化し始めた。これまで月額10万円だった選手に対する助成金を、倍の20万円に増額。また、9月に中国で行われるオリンピック予選には、栄養スタッフが帯同することが発表された。 昭和の時代、オリンピックスポーツを支えてきた「企業アマ」制度は一部をのぞいて崩壊してしまったが、実績を残せばインフラは改善されていく。 少なくとも「なでしこジャパン」という代表チームについては、財政的に支援がケタ違いで増えていくのは間違いない。ただし、オリンピック予選を勝ち抜けば、という条件は付くのだが……。 企業の側から見れば、なでしこ
