虫歯菌で脳卒中リスク増加 血管で炎症、出血しやすく―国循 2020年11月28日18時33分 虫歯の原因菌であるミュータンス菌の一種が、脳卒中のリスクを高めると国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の研究グループが発表した。論文は28日までに、米医学誌ストロークに掲載された。 がん10年生存率58.3% 改善傾向続く―04~07年診断・国立がん研 研究グループは、脳血管の内皮に結合しやすい「cnm陽性ミュータンス菌」に着目し、同センターに入院した脳卒中患者111人について調査。磁気共鳴画像装置(MRI)のデータを調べたところ、口の中に菌を保有する21人は保有しない90人に比べて、治療後も微小な脳出血が4.7倍多く起きていた。 微小な脳出血が起きると、脳梗塞や脳内出血のほか、認知症のリスクが高まることが知られている。同センターの細木聡医師は「口の中をきれいに保つことで脳卒中などのリスクを低
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