鬼怒川では、茨城県常総市三坂町付近東側の堤防が2015年9月10日午後0時50分、延長200mにわたって決壊した。鬼怒川の堤防はなぜ決壊したのであろうか。
国管理の1級河川・鬼怒川で起きた堤防の決壊は、茨城県常総市に大きな被害をもたらした。気象庁による警戒の呼びかけや、自治体の避難指示は住民にどう伝わったのか。 茨城県常総市で堤防が決壊する予兆は、鬼怒川を管理する国土交通省も把握していた。上流の栃木県で9日から強い雨が続き、10日午前6時すぎに決壊場所から約5~25キロ上流の3カ所で、水が堤防を越えてあふれる「越水」が発生。堤防から水が漏れる「漏水」も2カ所であった。 決壊場所から約10キロ下流の同市水海道本町の観測地点の水位は10日早朝から急上昇。午前7時には5・62メートルと、いつ氾濫(はんらん)してもおかしくない「氾濫危険水位」(5・3メートル)を上回り、午後1時すぎには水位が8メートルを超えた。 国交省は、上流に四つあるダムで東京ドーム70杯分を超える約9千万立方メートルをため、水量を抑えようとした。職員がパトロールしようとしたが、増
2014年8月6日 ゲリラ豪雨予測はどこまで可能なのか 局地的なゲリラ豪雨や竜巻、ひょう。気候変動が激しくなるなか、いつどこで何が起こるかわからない。こうした予測を詳細に行うため、気象庁は7日午後から新しいシステムを稼働させる。先月、長野県南木曽町で発生した土石流。その原因となった豪雨は、このシステムを使えば予測できるのか。ゲリラ豪雨対策の最前線を山口アナウンサーが取材した。
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