ブックマーク / gendai.media (16)

  • 和歌山カレー事件から21年、林真須美の長男がSNSで発信する理由(田中 ひかる) @gendai_biz

    なぜ彼は発信し続けるのか を出版したことで、彼がさらなるバッシングにさらされることは必至である。それでもなぜ彼は発信し続けるのか。その答えは同書に記されている。 僕は父と違って、母の無実を声高に主張しようとは思っていない。母が100パーセント無実だという確証はないからだ。そして、もし母がカレーにヒ素を入れたのならば、死刑に処されるのは当然だと考えている。 しかし同時に、母がやったという確証もない。もし母がやっていないのであれば、このまま見殺しにするわけにはいかない。もし死刑に処されるとしても、息子として最後の最後まで見届けたいのだ。 僕と父が和歌山で暮らしていること、そしてメディアに出ることを不快に感じる人が大勢いることはわかっている。特にカレー事件のご遺族、被害者の方々は、僕や父、そして「カレー事件」という字面を見るだけでも辛いだろう。しかしどうか、わずかな身内が母を信じ続けることを許

    和歌山カレー事件から21年、林真須美の長男がSNSで発信する理由(田中 ひかる) @gendai_biz
  • 今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz

    今、海外でシティ・ポップが人気 今、70年代〜80年代の日のポップスが海外で大きな話題を集めている。 山下達郎、竹内まりや、角松敏生、杏里など、かつて「シティ・ポップ」というジャンル名で紹介されたアーティストの楽曲が、インターネットを介して欧米やアジアの若い世代の音楽ファンの間で人気を博している。 「ヴェイパーウェイヴ」や「フューチャー・ファンク」といった新たな音楽ジャンルの勃興と共に、その元ネタとして“発見”され、評価を高めているのだ。 そして、その再評価の波はシティ・ポップにとどまらない。Winkやラ・ムー(菊池桃子)など、昭和のアイドル歌謡も再び注目を集めようとしている。 いったい、何が起こっているのか? 日においても様々なメディアで騒がれ始めた海外でのシティ・ポップ人気。その火付け役の一人であり、フューチャー・ファンクの代表的なアーティストである韓国人のプロデューサー/DJ、N

    今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く(柴 那典) @gendai_biz
  • 子連れの妻が「Dr.」であることを空港で疑った日本の深い闇(中川 まろみ)

    私は自然科学を専門とする研究をしており、共働きのと2人の子供、そして1匹と共に、オーストリアに住んでいる。 も同じく自然科学系の研究で博士号を取得しているが、ある理由から、研究者としての道には進まずにまったく別の仕事をしている。このことについては追って詳しく述べたいと思う。 まずは、twitterに投稿したら大きな反響があった、が体験したある出来事について紹介したい。 「Dr.で間違いないでしょうか」 それは数カ月前に、が下の子を連れて仕事で日に帰ったときのこと。仕事を終えてオーストリアに戻る際、日の空港のチェックインカウンターで「(チケットに)Dr.と表示されていますが間違いないでしょうか」と質問されたのだ。 なぜ、その航空会社の人はそんな質問をしたのか。 欧州の多くの国でそうであるように、私たち家族が生活するオーストリアでも、性別に関係なく個人のキャリアに対する尊重は大き

    子連れの妻が「Dr.」であることを空港で疑った日本の深い闇(中川 まろみ)
    masakat333
    masakat333 2019/06/29
    “それに対し声を上げる女性に対して日本の社会の取る対応は多くの場合、「考えすぎ」「勘違い」などの「より鈍感であれ」という圧力である。”一度聞かれただけでしょって反応がそれ/後半の本番感
  • 石原さとみは、日本の女子の生きづらさを映す「鏡」である(西森 路代) @gendai_biz

    現在、日テレビの『高嶺の花』に出演している石原さとみ。石原と言えば、多くの男性から「理想の女性」と評され、女性からも「憧れの存在」とみなされる日を代表する女優だ。 振り返れば、これまで石原は、看護師、刑事、医師といった様々な職業、そして、ドジっ子、奔放な妹キャラ、誰をも魅了する女などなど、いろいろなキャラクターを演じてきた。 稿では、石原が演じてきた役柄を振り返る。なぜか。石原がドラマのなかで演じたキャラクターや、職場での立ち位置、上司や同僚からの扱われ方の変化は、日社会における「女性の立場」の変遷に、ピッタリと寄り添っているように私の目には映るからだ。いわば、彼女の役柄は、日の女子の「鏡」となっている。 大きなことを言ってしまえば、石原の役柄の変化を詳しく見ることで、日社会における女性像の変化をたどることができるのだ。 石原さとみは、第三形態まで変化する 石原の役は「第一形態

    石原さとみは、日本の女子の生きづらさを映す「鏡」である(西森 路代) @gendai_biz
  • 石原さとみが「女子力の権化」からフェミニストになった瞬間(西森 路代) @gendai_biz

    前編では、石原さとみの役柄が、日の女子の生きづらさを体現してきたこと、その役柄が「第一形態」から「第三形態」まで進化してきたことを指摘した。「第一形態」の頃は、仕事上での能力は問われず、健気で明るく、周りから愛され、男性から選ばれることに重きがおかれてきた。「第二形態」期の役は、キャリアや能力は得たものの、その上に「女子力」を求められ、プレッシャーに苦しんでいた。後編は、第二形態期の代表作『失恋ショコラティエ』から振り返っていく。 「女子力の権化」は疲れ切っていた 2014年のフジテレビの月9『失恋ショコラティエ』は、ヒロインのサエコ(石原)の恋愛テクニックの巧妙さ、とことんまでシビアな恋愛観を描き、話題になった。 サエコは、学生時代から学年一のイケメンを次々と彼氏にしてきたツワモノ、恋愛強者だ。そんなサエコに15歳のときから片思いしているのが松潤演じる爽太である。年齢はサエコの1歳年

    石原さとみが「女子力の権化」からフェミニストになった瞬間(西森 路代) @gendai_biz
    masakat333
    masakat333 2019/04/11
    前編後編合わせて面白かった!
  • 男女平等に「怯える男たち」をケア…男性危機センターの大切な役割(伊藤 公雄) @gendai_biz

    男性は今こそ変わらなければならない 研究テーマのひとつとして、男性を対象にしたジェンダー(性差・性別をめぐる)政策の比較調査を進めてきた。なぜそんなことをしているのかといえば理由ははっきりしている。男性が変わる、男性を変える必要が、現代日社会においてきわめて重要な課題になっていると考えたからだ。 1970年代以後、国際社会は性差別撤廃の方向に舵を切った。経済先進国でも発展途上国でも、女性の社会参画は急速に進んだ。 ところが、日社会は、このジェンダー平等(とりあえず、「男女の固定的な二項図式に縛られることで生じる差別や排除の構造の撤廃」というような定義を考えている)という課題については停滞した状況が続いている。 世界経済フォーラムが2006年から発表している男女平等の国際ランキングであるグローバルジェンダーギャップによれば、2006年に80位(115カ国中)だった日は、2018年では1

    男女平等に「怯える男たち」をケア…男性危機センターの大切な役割(伊藤 公雄) @gendai_biz
    masakat333
    masakat333 2019/04/05
    これは重要だ。「公的な男性相談」の施策も知らなかったなぁ。取り組みは看板をつけかえたらできますよって気軽に促してる書き方も好感
  • フランスに暮らしてわかった「女も男も生きづらい」日本社会の理不尽(髙崎 順子)

    男女平等の度合いを測る「グローバルジェンダーギャップ」指数で149ヵ国中12位のフランス(2018年。日は110位)。同国はここ10年で、このランキングを30位以上駆け上がった。フランス在住のライター・髙崎順子さんによれば、その大きな特徴は、男性も「男女平等の社会」が自分たちにとって有益だと認識し、制度改革を力強く推進してきたということだという。 一体、そこにはどんな工夫や努力があったのか。 フランスのあり方を過度に理想化することなく、日に役立つヒントを探る連載「フランスに探る男女連携社会の作り方」。第1回を始める前に、まずは日における男女の問題について考える。「私たちの世代は、男も女も、双方が『騙されていた』のではないか」髙崎さんはそう言う。 フランスに来て、今年で20年目になる。 筆者は1974年に関東地方で生まれ育ち、4年制大学を卒業したのち、社会人2年目までを東京で過ごした

    フランスに暮らしてわかった「女も男も生きづらい」日本社会の理不尽(髙崎 順子)
    masakat333
    masakat333 2019/01/27
    “みながそれぞれの生を「できるだけ辛くなく」生きられるように。男も女も、等しい人間として”より辛くない方を目指す、は色々な場所でルールを改善する時の指針になる。良いところは取り入れたいね。連載楽しみ
  • 知ってますか? いま女性落語家が急増している、その背景(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    東京方に24人の女性落語家 女性の落語家は増えている。 かつて東京方には、三遊亭歌る多と古今亭菊千代の二人だけだったのだが、それぞれが真打に昇進して弟子を持ち、そこそこ増えている。二ツ目の会でよく見かける。 でも、いま数えたら、私の知る限り東京方ではまだ24人ほどしかいない(前座という、半人前の落語家は入れてない)。たしかに増えてはいるのだが、うーん。そんなものか。 2018年末に放送されていたNHKのドラマ『昭和元禄落語心中』でも女性落語家が出ていた。 主要な登場人物の一人、成海璃子が演じる小夏が、最後は女性の落語家になっていた。一話から「姐さん、落語やんなよ」と勧めていた与太郎(竜星涼)の言葉を入れて、女流の落語家になったようだ。 第一話では、入門したての与太郎に稽古をつけているシーンがあった。落語家の子として生まれ、落語家の家で育った彼女はずっと落語漬けであり、落語をよく知っていたの

    知ってますか? いま女性落語家が急増している、その背景(堀井 憲一郎) @gendai_biz
  • 日本人は知らない…韓国がいま「働き方改革」でトラブル続出中のワケ(金 明中) @moneygendai

    韓国の「働き方改革」、いきなりトラブル続出中! 日と同様、最近韓国では「働き方改革」の風が吹いている。 韓国における働き方改革は、残業時間の短縮時間や最低賃金の引き上げ率が日を大きく上回り、日より速いスピードで改革が推進されているのが特徴。残業時間が減ることで業務への集中度が高まり、退社後にヨガやピラティスなどの「アフター5教室」に通う人々が増加したり、一部の大企業では雇用創出の効果も表れ始めている。 しかしながら、その急速な「働き方改革」の成果は決していいことばかりではない。 韓国中部に位置する世宗特別自治市と忠清南道地域の自動車労組は昨年10月1日に週52時間勤務制の実施により賃金が減少したとして、早急の対策を求めた。当自動車労組は賃金の減少分が補填されない限り、10月5日から総ストライキに突入すると発表。その後、労使の間で交渉が行われた。 結局、減少した賃金の一部が補填されるこ

    日本人は知らない…韓国がいま「働き方改革」でトラブル続出中のワケ(金 明中) @moneygendai
    masakat333
    masakat333 2019/01/08
    先行事例/これからは、そこそこの収入で時間にゆとりのある生活ができる社会が必要とされる
  • 米津玄師、DA PUMP、あいみょん…国民的ヒットと日本の難題(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    宇野 米津玄師の「Lemon」とDA PUMPの「U.S.A.」ね。 柴 ビルボードの年間チャートも、YouTubeの「トップトレンド音楽動画」も、カラオケランキングも、CDの売り上げ枚数を元にしたオリコンのチャート以外ではありとあらゆるヒットチャートで「Lemon」は2018年の1位でした。 宇野 そのオリコンも、2018年12月24日付からようやくCDの売り上げとデジタルダウンロードとストリーミングの3要素を合算した「オリコン週間合算ランキング」を発表するようになった。 「Lemon」は年間18位、「U.S.A.」は年間61位。ヒットの実態とオリコンチャートのチャートの乖離はもう何年も前から言われてきただけど、今後はそれも少しは解消されていくだろうね。 柴 出ないんじゃないかと思われていた紅白でも、米津玄師は徳島の大塚国際美術館で素晴らしいパフォーマンスを披露しましたね。 宇野 紅白っ

    米津玄師、DA PUMP、あいみょん…国民的ヒットと日本の難題(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
    masakat333
    masakat333 2019/01/08
    面白かった!/国内で売り上げが成り立ってしまうと、グローバルへ本気で取り組めないのはどの分野でも似通ってる
  • 女子学生が抱いた“ある嫌悪感”から考える「女子のフェミ嫌い」問題(森山 至貴)

    「私、この論文嫌い」 4時限目のゼミを終え、慌ただしく移動して5時限目の教室にたどりつく。今日は授業開始まで数分の余裕があるから、そのあいだに頭の中を整理して冷静に授業をはじめられそうだ。 内心で安堵しつつ次々と教室にやってくる学生たちの様子をなんとはなしに観察していたら、不意打ちのようにその声が聞こえた。 「私、この論文嫌い」 もちろん無関心ではいられない。5時限目は恋愛結婚、性的欲望などに関する論文を読んでグループでディスカッションする授業なので、「この論文」とはその日の課題文献のことを指しているはずである。 もちろん学生が読むべきだと思って私が選んだものなので、「嫌い」な理由いかんによっては私の選択が間違っていたということになるかもしれない。 ちなみにその日の課題文献は女性の美容整形を題材にしたフェミニズムの文章で、主張は次のようなものだ。 「美容整形というのは人の自由意志でやっ

    女子学生が抱いた“ある嫌悪感”から考える「女子のフェミ嫌い」問題(森山 至貴)
    masakat333
    masakat333 2019/01/08
    真摯な文章だった/「主観だから」「嫌い」は言葉通りの意味ではなく、もう一段奥にきっとそれぞれの個人的な理由がある/社会的に正か否かの考えと、個人的に知っている事例に対しての考えがまさに混在しているはず
  • 文学にも#MeToo運動が合流…!2018年の海外小説ベスト12(鴻巣 友季子)

    文学にも#MeToo運動が合流…!2018年の海外小説ベスト12 平成最後の年末年始におすすめの12冊 フェミニズム・ディストピアが流行 海外文学の事件といえば、日文学編にも書きましたが、ノーベル文学賞の見送りという異例の事態が挙げられるでしょう。 しかも理由がとんでもない。審査を担うスウェーデン・アカデミー委員の夫による広範かつ甚大なセクシュアル・ハラスメント(端的に性的暴行と言うべきか)、受賞者に関する外部への情報リーク、経済的癒着などが、ぼろぼろ明るみに出たのでした。この事件には、セクハラ、パワハラ、情報漏洩、政治的人脈の癒着と汚職、権威機関の閉鎖性という、いまの日でも頭の痛い問題が凝縮されています。 同賞の情報リークについて軽くご説明。毎年、ノーベル文学賞の発表が近づくと、イギリスのブックメイカー(賭け屋)などで予想レースが行われます。じつは、「村上春樹、最有力候補!」という煽

    文学にも#MeToo運動が合流…!2018年の海外小説ベスト12(鴻巣 友季子)
  • ありふれた「珈琲屋」の風景は世界に類を見ない日本独自の文化だった(旦部 幸博)

    今年、「商品作物としてのコーヒーノキの伝播と消費国におけるコーヒー飲用の歴史を、世界的規模で通観した力作」として、『珈琲の世界史』(講談社現代新書)が、第9回辻静雄文化賞を受賞した。その著者・旦部幸博氏が、「コーヒーの日史」の面白さに迫る。 美味しいという噂を聞きつけて、足を伸ばしたコーヒー専門店。少し緊張した面持ちで扉をくぐってカウンター席に腰掛け、メニューを眺めて悩むことしばし、「マンデリンを」と注文する。 何となくやり遂げた気持ちになりながら、カウンターの奥に目をやると、コーヒーサーバーの上にセットされたネル(布袋)は、使い込まれたコーヒー色。豆を挽くミルの音。 マスターが自然な所作で、ドリップポットから銀糸のように湯を注ぎはじめる…… そんな、決して珍しくはない、ありふれた「珈琲屋」の風景。じつは、これが世界に類を見ない日独自の文化だったことを、あなたはご存知だろうか? コー

    ありふれた「珈琲屋」の風景は世界に類を見ない日本独自の文化だった(旦部 幸博)
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    masakat333 2018/12/30
    ファミレス興業以前はお昼ご飯→街の喫茶店でコーヒー休憩が盛んだったとのこと/UCCはチェーンだけどきちんと豆を担当する人が居て旨いなぁと思う
  • 求めるのはカネじゃない「都市に住み、地方で副業」する若者が急増中(鈴木 秀逸) @gendai_biz

    地方企業での副業という選択 水野剛さん(35)は、大学進学を機に故郷の岩手県・盛岡を離れて17年。都内にある企業に勤めている。マーケティングの領域でがむしゃらに仕事をして、気がつけば35歳になっていた。都内の自宅と勤め先である高層ビルを往復する毎日。地元の盛岡を懐かしく思う機会が増えた。 ……と言っても、これまで積み上げたキャリアを捨てたいわけではなかったという。結婚し子どもにも恵まれ、東京での生活が充実している。移住・Uターンへの憧れは、「無いものねだり」だと考えていた――。 そんな水野さんの抱えていたモヤモヤを解消したのが「地方企業での副業」だ。自身が培ってきたマーケティングの業務スキルを活かし、岩手県の八幡平(はちまんたい)市内の企業で副業を始めたのだ。今では月に2回現地に行き、社長の右腕として辣腕を振るっている。 都市部での生活を継続しながら、地元とも「副業」を通じて継続的に関わる

    求めるのはカネじゃない「都市に住み、地方で副業」する若者が急増中(鈴木 秀逸) @gendai_biz
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    masakat333 2018/12/28
    『「関係人口」というキーワード』『旅行のような一過性のものではなく、継続的に地域に関わりを持ち、活動する人を増やすこと』/食い扶持ではなく感情を対価に労働する未来の端が見える
  • 「アフターピルが市販されると女性の性が乱れる」という大嘘(及川 夕子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    「日は性教育が遅れているからダメ」 現在、アフターピルのOTC化(市販薬化)をめぐって、様々な議論が起きている。 アフターピルとは、妊娠を回避するために性交後に女性が服用するピルのこと。避妊を失敗したときや男性が避妊に応じてくれない場合、性暴力被害にあった場合などに、女性が自らの体を守る手段のひとつだ。 必要としている人は確実にいて、OTC化を望む声は多い。しかし、2017年の厚生労働省の検討委員会で、アフターピルのOTC化が見送られた。日産科婦人科学会や日産婦人科医会から選出された委員たちから、「日は性教育が遅れているため、安易な使用が広がる恐れがある」などの反対意見が出されたためだ。果たして、アフターピルが薬局などで入手できるようになった場合、当に性が乱れる現象が起きるのだろうか。 クリスマスに忘年会と年末年始は、イベントも多くアフターピルの需要が高まる時期でもある。が、扱っ

    「アフターピルが市販されると女性の性が乱れる」という大嘘(及川 夕子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 私がゼミ飲み会で「女子のサラダ取り分け」を禁止することがある理由(小宮 友根) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    たかがサラダ、されどサラダ 先日、TABI LABOというウェブメディアで「サラダ取り分け禁止委員会」という興味深いものが取り上げられている記事を見かけました(こちら。記事自体は2018年7月)。 「委員会」は、はましゃかさんというライターさんが一人で立ち上げたもので、飲み会でサラダが出たときに「女子」が取り分けるという、なんとなく存在している雰囲気に疑問を呈する試みだそうです(はましゃかさん自身のコラムはこちら)。 私はこの試みを面白いと思ったのでツイッターで紹介したところ、少し反響がありました。おおむね「たしかにそういうよくない雰囲気ありますね」という肯定的なものでしたが、「たかが飲み会のサラダにおおげさな」「取り分けたい人が取り分ければいいだけ」という否定的なものもありました。 実は私も、自分のゼミの飲み会で(学生の様子や男女比、人間関係などを考慮しつつ)「女子のサラダ取り分け禁止」

    私がゼミ飲み会で「女子のサラダ取り分け」を禁止することがある理由(小宮 友根) | 現代新書 | 講談社(1/4)
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