ITmediaの記事によると、米Amazonはこれまでアメリカのみで提供してきた電子書籍の自費出版サービスを、英語に加えドイツ語とフランス語などに対応させ、同時に米国外でも利用可能にしたとのことだ。 このサービスは、出版業界と全く縁のない著者が、ほとんど出版社の校訂を経ない生の原稿をほぼそのまま(電子出版とはいえ)出版できてしまうという、かなり思い切ったサービスで、日本でのサービス開始はまだ未定のようだが、もし日本でサービスが開始になれば、なんと言ってもアマゾンなだけに、既存の出版業界に与える影響も少なくないものと思われる。