2011年5月23日付けのChronicle of Higher Educationに、“Gaming the Archives”という記事が掲載されています。記事では、大学図書館等の多くの機関において、所蔵しているアーカイブズ資料へのメタデータ付与が資金とマンパワーの関係から難しいとされていることを踏まえ、そのメタデータ付与の作業をゲームにして公開することで、図書館員以外の協力を得て行おうとする取組み“MetaData Games”を紹介しています。この“MetaData Games”を開発したのは、米国・ダートマス大学でデジタル人文学を教えるMary Flaganan氏と同大学のアーキビストPeter Carini氏らとのことです。ゲームでは、一人用あるいは二人用プレイが可能で、それぞれ画面に表示されるデジタル化された写真資料に対してタグをつけるようになっているようです。大学のアーカイ