“社会的企業”はじめました。 リクルートグループを振り出しに、ベンチャー、第二創業企業、100年企業の経営幹部などを経験。酸いも甘いも噛み分けて、それでも今この国で一番大切な、「人材育成」「若者キャリア支援」「社会的企業サポート」に取り組む社会保険労務士の終わりなき旅。 今年は「事業再生」という分野においては、ターニングポイントになる年かもしれない。 大企業向けには、事業再生ADRの活用が始まった。経営環境の変化は、一昔前とは比較にならないほど急激であり、大企業と言えども、既存のフレームワークだけでの環境適合は難しいから、こうした新たなアプローチはもっと早く登場しても良かったという気がする。 一方、中小・ベンチャー向けはどうか。 東京ベイ信用金庫と千葉県信用保証協会が、経営再建を目指す県内のサービス企業に対し、中小企業再生支援協議会による中小企業の新たな再生支援手法「資本的借入金」を活用す