10年余り生命保険業に所属し、一社専属の大手国内生保から乗合い代理店、保険ショップ運営を経験。現在は業界から距離を置き、俯瞰できる立場で個別相談や執筆活動を行っております。 「更新ごとに保障額を下げていく10年更新は合理的」なのかどうか、を今回検証します。 が、その前に、前回に触れましたが、「保障額は下げることができる」ということについてお話します。 このブログの過去の書き込みなどでこのことは何回となく触れていますが、改めて中学生の皆様にもご理解いただけるように書いてみます。 生命保険に加入する際には、ほぼどこで加入するにしても「必要保障額」の算出を行います。(いきなり年齢と性別だけで「あなたには5千万円ぐらい必要です」とか占い師みたいなお姉さまがたまにいますが論外です) 「必要保障額」とは素直に必要と想定される死亡保障額のことですが、この算出方法や考え方について説明します。 <①ご主人が