「投資先の株価がじゅうぶんに高くなりすぎて、株価上昇の潜在力をすべて使い果たしてしまった。だからここで売って、もっと安い株に投資することで、今度はその安い株が高くなっていくのに賭けよう」 この考え方が馬鹿げていることをフィッシャーは3人のクラスメートの話にたとえて説明しています。 「あなたは大学卒業時に、3人のクラスメートそれぞれと、次の契約を取り交わすものとする。 『あなたは、彼らが最初の1年で稼ぐ給料の10倍の金額を彼らに与える。その代り、彼らは生涯にわたって、彼らが毎年稼ぐ報酬の4分の1をあなたに払い続ける』。 10年後、3人のうち1人(A君)は素晴らしい成功を収める。大会社でどんどんと昇進を重ね、社長からも一目置かれる存在。 次の10年でA君は社長になるに違いない。 そうなれば報酬もケタ違いになり、ストック・オプションなども手にするだろう。 一方、B君とC君はうだつが上がらず、10
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