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2015年10月5日のブックマーク (1件)

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    教育経済学の実証研究の成果を要領よくまとめたものです。手法は計量経済学であり、因果関係の識別に注意を払った論文が集められているので、短時間に多くの知識が得られます。と、同時に、教育経済学が真に(費用対)効果ある政策の識別に果たす役割もよく分かります。筆致も軽快で、一般の読者にもわかりやすいでしょう。 しかし、教育経済学の実証研究は、あくまで政策の平均的な効果しか示しておらず、一般にそれは、子どものアウトカムの5-15%程度までしか説明できません。統計的有意性と現実の説明力は別物です。説明できない要素は子どもの個別の事情であり、それは、保護者が自分の子どもをよく理解し、先生が子どもと向き合うことでしか獲得できない情報です。 子どもと向き合い、個別の子どもに応じた子育てや教育をするのが親の役目ですから、5-15%の平均の効果を鵜呑みにするよりも、子どもをよりよく知り、残りの80%を信じて子育て

    masato611
    masato611 2015/10/05
    教育