グーグルの勢いが凄いのか、テレビが本当に危ないのか、このところ「グーグルが日本を破壊する」や「テレビ進化論」など、このところ今後のテレビのあり方について書かれた本が立て続けに刊行された。この岡本一郎さんの「グーグルに勝つ広告モデル」はどちらかというと既存のマスメディア側の立ち位置でかかれたもので、インターネットが「メディア」として確実に成長する中で、既存のメディアの強みとどうビジネスモデルを変えるべきかについて書かれたもの。 どちらかといえばネット側に属する僕からすると、突っ込みたくなるところもあるけれど、既存メディアの人だけでなく「攻める」インターネット側にとってもそれぞれの立ち位置を見直す上で有益な本。これと「テレビ進化論」とをあわせて読んでもらえば、これからのテレビあるいはWEB1.0型の動画配信の方向性が見えてくるのだろう。 --- テレビ・新聞・雑誌・ラジオの4マスメディアのビジ