第4回 検索サイトをめぐる動き 検索が変えた購買行動 インターネットは消費者の購買プロセスを大きく変えたと言われています。かつては、テレビCMや新聞広告によって興味・関心を持った消費者が店頭で実物をみて検討・購入するという考え方が一般的で、マス広告の役割が非常に重視されていました。 現在ではどうでしょう。皆さんがクルマやデジカメを買う時、ホテルや引越業者を選ぶ時もおそらくまずはネットで検索をするのではないかと思います。検索の目的もさまざまでメーカーのホームページにある詳細な商品情報を読んだり、EC比較サイトで最安値を探したり、ブログでユーザーの評判を探したりするのもごく当たり前の行動でしょう。 アクセス解析や視聴率データでは、自分のサイトにどのページから来たか(直前参照ページ)の統計や分析が重視されます。視聴率データでみると、企業サイト、ECサイト、ブログなどあらゆるタイプ
全ネットユーザーひとりあたりの月間平均利用時間は約18時間ですからオンライン総時間は約7.6億時間、主に家庭での利用を想定した消費者向けのネットビジネスは、広告にしても物販にしても、この「総利用時間」が潜在的な市場を表します。2000年4月時点ではわずか5900万時間にすぎなかったので、過去6年間で「市場」が約13倍に拡大したことになります。そして、Yahoo! JAPANは1ドメインでこのオンライン総利用時間の16%、約1.2億時間を占めています。 2位の楽天市場(rakuten.co.jp)が2.1%、3位のmixi(mixi.jp)が1.9%ですからそのシェアの大きさが理解いただけるでしょう。総ページビュー数シェアでみるとさらに寡占状況が明らかで、日本における25.4%が Yahoo! JAPAN によるものとなっています。 広告媒体としてみた場合、リーチが巨大なYahoo!は
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