ARMベースのプロセッサを次のターゲットに見据えたIntelはこのほど、こうした動きの現れとして、複数の携帯端末を披露した。 Technology Reviewは米国時間12月21日、最近になってIntelの「Atom」をベースにしたシステムオンチップ(SoC)「Medfield」(開発コード名)搭載のスマートフォンとタブレット端末を試す機会があったと伝えた。これらの端末は「リファレンスデザイン」と呼ばれるもので、Intelのプロセッサを搭載する製品を携帯機器メーカーに開発してもらうための呼び水となる試作端末だ。また今回の場合は、Intelが計画してきたことをある程度知ってもらうことも、開発目的の1つだった。 IntelがMedfieldプロセッサにかける期待は大きい。ここ数年にわたり、同社はARMが低消費電力のプロセッサでモバイル市場を独占するのを傍観するだけだった。Intelの提供する
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