スティーヴン・スピルバーグは監督最新作『戦火の馬』の制作に、iPhoneを駆使したそうだ。自身のiPhoneで馬の写真を撮っている最中、登場する馬の機嫌を捉えることの大切さを学び、馬を使った仕事の重要性に気付いたとスピルバーグ監督はいう。 「『戦火の馬』を監督することが決まった時、厩舎に行って、iPhoneを使ってあらゆるアングルから馬たちの写真を撮ったんだ。どれだけの感情を引き出すことが出来るか試してみたんだ」「目や顔からは感情を引き出せないと気付いた時、1歩下がるってみることで馬たちが全身を使ってで表現していることが分かったんだ。だから、どうやって馬を撮るか探るために、iPhone片手にかなりの時間を過ごしたよ」。 第1次世界大戦時が舞台の同映画で、主人公アルバート役に無名俳優ジェレミー・アーバインを起用したスピルバーグ監督は、自身が以前発掘したクリスチャン・ベールやドリュー・バリモア