海外でいつものようにスマートフォンを使用して、帰国後に請求額を見てびっくり―という事態を避けるため、外国に出掛けるときはデータローミングをオフにした方がいいことは多くの人が知っていると思う。 しかし、いつでもスマホが使える状況に慣れると、海外でも同じように自分の端末を使用したい。各通信会社が提供している定額制の海外パケプランを利用するのも手だが、それよりも消費者のおサイフに優しそうなのがサンフランシスコ拠点のスタートアップ「ComfortWay」が現在開発中のiPhone用ケースだ。 ◆バーチャルSIM使用 このケースには、バーチャルSIMモジュールが組み込まれている。SIMカードがソフトウェア化され、端末で複数のキャリアを選択できるというもの。 使うには、外国に着いてまずケースに端末をセットし、専用アプリの「インターネット開始」をタップする。すると、ローカルのキャリアを検索し、最も通信状