出稼ぎというと農閑期の農家の男性が都会に出てくるというのが、 私のイメージでしたが、時代が変わり出稼ぎの形も 変わりつつあるようです。 シリーズ「現場から、新しい時代に」。 今、「出稼ぎ」のイメージが変わり始めています。 出稼ぎの担い手は若者、みかんの生産量全国1位の 和歌山県のみかん農家をも支えています。 和歌山県の中央に位置する有田川町は、県内で最もみかん作りが 盛んな地域です。 正月を控えた、今の時期は収穫の最盛期。 しかし、過疎と高齢化の波は、みかん農家を直撃しています。 「私は68歳ですけど、68歳は有田みかん農家の平均年齢。 若い人が入ってこない中で平均年齢だけが上がっていく」 (みかん農家 佐々木茂明さん) そんな、みかん農家を支えているのが収穫時期2か月間限定の 若者の「出稼ぎ労働」です。 町全体で100人程度います。 「新宿区民です。はるばる和歌山まで」 こちらの男性は札
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