中国工商銀行のネットバンキングで被害が相次ぐ | ネット | マイコミジャーナル中国工商銀行ネットバンクの顧客預金が盗まれる事件が相次ぎ、20省余りに及んだことを受け、被害者らが自己権益の防衛を目的とする「権益擁護連盟」を結成、中国工商銀行に損害賠償とシステムの改善を求め、公安機関にはネットバンク犯罪の取締りを強化するよう呼びかけた。連盟はまた、中国工商銀行が市場での独占的ポジションを盾に、責任回避のために顧客からの苦情を軽んじ、犯罪を助長したと非難した。 こうした事態を受け、中国工商銀行はネットバンクの専門家グループを組織、被害要因を詳しく分析した。専門家らによると、いわゆるネットバンキング被害者集団権益擁護連盟各メンバーの被害状況はそれぞれ異なるが、共通している事実もある。それはいずれも、顧客自身がユーザーIDとパスワードをきちんと保管しなかったことに起因する被害であり、クラッカーが中国工商銀行ネット銀行システムに侵入したことによるユーザー被害はこれまでに1件もな
