ウィルコム(東京都港区)は10月20日、WindowsOSを搭載したキーボード付きのPHS「W-ZERO3(写真)」を発表した。いわゆる「スマートフォン」と呼ばれるもので、デジタルカメラ付きのPHSにPDA(携帯情報端末)の機能を加えた製品である。製造はシャープが担当し、出荷日は12月上旬になる。現在、国内でスマートフォン市場はほとんどないが、ウィルコムの八剱洋一郎社長は「従来のパソコン、PDA、携帯電話の市場から見て、現状でも潜在的に443万台のマーケット規模がある」と気炎を上げる。当面は、そのうちの10万台をターゲットにしている。 PHSによる音声通話やメールの送受信、IEEE802.11b方式の無線LANによるデータ通信などが可能。パソコン用のWebサイトの閲覧、電子メールの送受信、スケジュール管理、音楽や動画の再生といったPDAの機能を備える。OSに「Windows Mobile
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