Windows Vistaの音声認識機能を使ってコマンドを実行できてしまう問題について、Microsoftがブログで見解を発表した。 Windows Vistaの音声認識機能を使ってコマンドを実行できてしまう問題が指摘されたことについて、米Microsoftは1月31日、技術的には可能だと認めたものの、それほど心配すべき問題ではないと説明した。 Microsoftはセキュリティレスポンスセンターのブログで見解を発表し、攻撃者がWindows Vistaの音声認識機能を使ってシステムに意図しない行動をさせることは、技術的には可能だと認めた。 例えば「コピー」「削除」「終了」などのコマンドが音声ファイルで再生されてスピーカーから流れると、それがマイクで拾われ、Vistaの音声認識機能によってコマンドが実行される可能性があるという。 ただMicrosoftによれば、攻撃が成功するためには標的とす