安い「なら」欲しい。 従来の時計もスマートウォッチも両方手がける時計ブランドFossilが、先日、決算発表を行ないましたが、なかなか渋いものとなりました。2016年第4四半期が見込み額に達しなかったばかりではなく、2017年も先行き不安な展開で、CNBCの報道によれば株価も20%ダウンとのこと。その背景には、苦戦するスマートウォッチがありました。 スマートウォッチは売れないのかというと、そうではありません。現に、Fossilのスマートウォッチ、特にファッションブランドのMichael Korsとのコラボは売れました。しかしこれには条件があって、売れるには売れたが、それは価格を下げたらのこと。当然ですが、価格を下げるということは利益を下げるということになります。 時計市場でのAppleやSamsungの台頭に対抗する手段として、FossilがウェアラブルメーカーMisfitを2億6000万ド
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