昨年来,コラウドコンピューティングについて徹底的に研究を重ねてきたが,結論として,ありとあらゆる面で違法である可能性が濃厚になってきた。いずれそんなに遠くない将来,大きな問題が生じたときには私の意見が正しいと証明されることになるだろうという絶対的な自信がある。 とはいえ,世界的な規模でクラウドコンピューティングの利用が推進されており,日本国の総務省も「データセンター」という名を用いてはいるが,クラウドコンピューティングを積極的に推進する政策を採用している。一応国の政策であり,それに異論を唱えてみても押しつぶされてしまうのに決まっているので,少しだけ冷静になってクラウドコンピューティングの適法要件というものを考えてみた。 あまりにも多くの事項を含むので,このブログで披露するのは適切ではないと思うが,一つだけ紹介したい。それは,「利益相反の回避」だ。 一口にクラウドコンピューティングやSaas
![クラウドコンピューティングの適法要件 - Cyberlaw](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2233ca650d78cc0fb6ca96a8b426cf75b7f02744/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcyberlaw.cocolog-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)