静岡空港のホームページ(HP)上で特定の操作をすると、虚偽の情報が表示される状態になっていた問題で、虚偽情報のページは、県職員3人がHPの運用方法を習う講習会で作ったものだったことが2日、わかった。 このうちの1人(31)は「見られることは想定していなかった。(閲覧されて)驚いた」と話している。 県空港部によると、HPはHP製作会社「アーティス」(浜松市中区)に県が委託して作り、今年5月中旬に公開された。納品前の4月22日に静岡市内で開いた講習会で、HP上の情報の更新などを担当する県空港部の職員ら4人が、アーティスの社員から更新方法などを教わった。 この席で、県職員3人が試しに「空港のサポーターズクラブの会員はツアー代金8割引き」「チベットへの臨時便運航決定」など架空の内容のページを作った。 これらのページは正式なHPには載せていなかったが、HP上で特定の操作をすると閲覧できる状態になって