神奈川新聞(横浜市)が、同社の定期採用試験の応募者約200人全員に誤って全員の氏名、メールアドレスをメールで送信していたことが分かった。 同社が27日午後、応募者全員に応募の受け付け完了を伝えるメールを送る際、担当者があて先を隠すべきところ、あて先がわかるように設定して一斉送信した。このため送ったメールには全員の氏名、メールアドレスが表示された状態になった。同社は同日夕、応募者におわびのメールを送った。 これまでに個人情報が悪用された報告はないという。同社の加藤廉(れん)・経営管理局長は「応募者に迷惑をかけて申し訳ない。他に流出しないよう、メールの削除に協力をお願いしていきたい」と話している。