ここは、管理人yamagataが方針未定のまま、何となーく思いついたことを思いついたままにだらだらと書き付ける日記帳です。ふんわりほんわかな感じでお願いします。
Googleストリートビュー(以下,「GSV」とする。)が,どのようなプライバシーの利益を,どのようにして侵害し,それがどのような法的責任を招来するのか,について検討してみたいと思います。 ※関連エントリ 「Googleストリートビューはどのようにしてプライバシーを侵害するか(1)──プライバシーの意味,プライバシー侵害の類型」…本エントリ「Googleストリートビューはどのようにしてプライバシーを侵害するか(2)──判例の分析とGSVへのあてはめ」「Googleストリートビューはどのようにしてプライバシーを侵害するか(3) ──『公道だから』『メリットもある』という理由はGSVを正当化するか」 日本国憲法下におけるプライバシー保護 日本国憲法は「プライバシー」との文言を用いていませんが,プライバシーが憲法上保護される利益であることは,一般に承認されています。 何をもって「プライバシー」と
■ 「ストリートビュー問題」をセキュリティ観点から整理する ※以下の文章はブルース・シュナイアー『 セキュリティはなぜやぶられたのか』の受け売りなので、未読の人はとっとと買って読んだ方がよっぽどためになります。 要約 Googleマップの「ストリートビュー」機能に関する議論の多くは、これをプライバシー問題として捉えているが、ほとんど議論がかみ合っていないばかりか、なぜかみ合っていないのか当人たちもわかっていない。この問題をセキュリティの観点から捉えなおすと、守るべき資産価値やリスクの算出方法が個人個人の主観をよりどころにしていることがわかり、なぜ議論がかみ合わないのかが明らかになり、ネットでの議論よりも有効なアクションが見えてくる。 セキュリティとは 『セキュリティはなぜやぶられたのか』によれば、人生はセキュリティの連続である。旅行に使う交通機関を選ぶのもセキュリティだし、賞味期限切れ牛乳
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く