画面●2012年6月27日正午時点の財務省のホームページ。不正アクセスの影響で、下部の「国有財産情報公開システム」が停止中 2012年6月26日から、政府の中央省庁のホームページへの大規模なサイバー攻撃が相次いで判明している。財務省では、「国有財産情報公開システム(URLはhttp://www.kokuyuzaisan-info.mof.go.jp/)」が攻撃を受け、26日昼すぎにホームページを停止した。27日昼時点でも停止中で、財務省理財局によると「復旧に向けて取り組んでいるが、メドはたっていない。今日中、というわけにはいかないかもしれない」という。 財務省理財局の説明によると、26日正午頃に内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)から財務省に不正アクセスの可能性に関する連絡があった。この時点ではホームページやシステムに表面的な変化はなかったが、その後すぐに不正なファイルを発見したた
特定の組織をターゲットに静かに忍び寄る標的型サイバー攻撃の脅威。その対策にどう取り組むべきか。 本誌は、標的型攻撃の脅威の本質と対策の取り組みについて、日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)のメンバーとして、また日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の幹事としてサイバー・セキュリティ対策の最前線で活躍する、インターネットイニシアティブ(IIJ) セキュリティ情報統括室 シニアエンジニアの加藤雅彦氏、およびサービスオペレーション本部 セキュリティ情報統括室長の齋藤衛氏に話を聞いた。 プロフィール 加藤 雅彦(KATO Masahiko) インターネットイニシアティブ セキュリティ情報統括室 シニアエンジニア。IIJ-Technologyでセキュリティ検査サービス立ち上げるなど、セキュリティのスペシャリストとして知られる。 同社以外にも、日本セキュリティオペレーション
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