印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「今後、インターネット環境がIPv4からIPv6に移行していくと、さまざまな組み込み機器がネットワークに接続されることになる。これにより、セキュリティ上の新たな脅威が生まれる危険性がある」――こう話すのは、フォティーンフォティ技術研究所(FFR)の代表取締役社長、鵜飼裕司氏だ。 現在のインターネット環境はIPv4の世界だが、IPアドレスの枯渇問題などにより、IPv6の世界へと急速に移行しつつある。IPv4の世界ではIPアドレスは約42億個(2の32乗)しか利用できなかったが、IPv6の世界になることで、IPアドレスは340澗(※1)個利用できるようになる。これにより、さまざまなネットワーク機器がインターネットを通じて、企業内、家庭内に広
■ MacユーザはIPv6を切るかnet.inet6.ip6.use_tempaddr=1の設定を Mac OS Xの初期設定の危険性 私の周囲に物理的に近づくことのできる人は、私が使っているノート型コンピュータの無線LANインターフェイスのMACアドレス*1を知ることができる。たとえば、セミナー等で私が講演している会場に来れば、講演中に私が無線LANのスイッチを切り忘れていたなら、無線LANのパケットを傍受することで私のMACアドレスを知るだろう*2。それだけでは他の人のアドレスと混じって区別できないだろうが、別の場所で再び同じことをすれば、両方に存在したものが私のMACアドレスだ。 これはもう隠しようがないので、先に自ら暴露してしまおう。「00:1f:5b:d1:ec:bd」は私のMACアドレスだ(図1)。 これを暴露するのはリスクのある行為であり、お薦め出来ない。また、仮に他人のMA
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