3月14日にマイクロソフト社から2012年3月のセキュリティ情報が発行されました。その中で「マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-020 – 緊急 リモート デスクトップの脆弱性により、リモートでコードが実行される (2671387)」はネットワークから認証なしに任意のコード実行を行える可能性がある脆弱性で、Exploitability Index (脆弱性悪用指標) は最高レベルの1 (悪用コードの可能性) に設定されています。これは安定的に Exploit を作成することが可能であることを示しており、SANS も ISC Diary の中でワームの作成が可能であることを示唆している、非常に危険な脆弱性であると言えます。RDP (リモートデスクトップ) はデフォルトでは無効になっていますが、Windows 標準のリモートログイン機能であり、多くのユーザが有効にしている可能性がありま