欧州連合(EU)の欧州委員会は4月14日、行動ターゲティング広告とプライバシーの問題をめぐり、英国に対して法的措置を取ることを明らかにした。 同委員会は、英国のISPが利用している「Phorm」という行動ターゲティング広告技術に関して英国民から苦情があったとしている。苦情を受けて調査したところ、英国政府がEUの電子プライバシー規則および個人情報保護規則を適切に実施していないとの結論に至ったという。 PhormはユーザーのWebサーフィン履歴を常時分析して好みを判断し、ユーザーが特定のサイトにアクセスしたときにターゲティング広告を配信する技術。British Telecom(BT)が2008年4月に、加入者に何も知らせずに同技術のテストを実施していたことを認めた後、欧州委員会にPhormに関する疑問が寄せられるようになったという。 欧州委員会は英国政府に、個人情報保護を強化するための法改正を
オランダ・アムステルダム(Amsterdam)のプリンセングラヒト(Prinsengracht)で、自動車に搭載された、グーグルのストリートビュー用の写真を撮影する特殊なカメラ(2009年3月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANP/UNITED PHOTOS/TOUSSAINT KLUITERS 【4月4日 AFP】英国・イングランド南部の村で1日、住民らが「泥棒に悪用される」として、米インターネット検索大手グーグル(Google)の「ストリートビュー(Street View)」用の写真を撮影していた自動車を阻止した。メディアが3日伝えた。 インクランド南部バッキンガムシャー(Buckinghamshire)州Broughtonの住民の1人、ポール・ジェイコブス(Paul Jacobs)さんは、英国放送協会(BBC)に対し、家の窓からグーグルの写真撮影車両が見えたので、近隣住民らに知
英国のプライバシ擁護団体Privacy International(PI)は英国時間2009年3月23日,米Googleが同月20日に英国でサービスを開始したオンライン地図サービス「Street View」について,英情報長官局(Office of the Information Commissioner)の情報長官であるRichard Thomas氏にあてた書簡を公開した。 PIは,書簡を通じて同サービスにおけるプライバシ保護策に対して苦情を申し立てるほか,同サービスがデータ保護法(Data Protection)に違反するとして,早急に措置を講じるように求めている。 Street Viewは,プライバシ保護策として人物の顔にぼかしを入れる技術を採用しているが,この保護策はGoogleが事前に示していた水準に達していないとPIは指摘。また,データ保護策として,「Googleへの依頼により
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