情報を公開したGoogleの研究者は、「Microsoftは脆弱性研究者を非常に敵対的に扱う」と不満を漏らしている 米Googleの研究者がMicrosoftのWindowsに存在する未解決の脆弱性を発見したとして、セキュリティセキュリティメーリングリスト「Full Disclosure」に情報を投稿した。脆弱性研究を専門とするセキュリティ企業のSecuniaもこの脆弱性の存在を確認し、5月21日付でアドバイザリーを公開している。 脆弱性情報は、Googleの研究者、テイビス・オーマンディ氏が5月17日付でFull Disclosureに投稿した。この中で同氏は、「Win32k.sys」に発見したという脆弱性について解説。3月にも同じ情報を公開したが、「自分にはくだらないMicrosoftコードに費やすような自由時間はあまりないので、悪用のための最後の障壁を取り除くためのアイデアを募る」と