数日前ウチダ先生のエントリを批判すると予告したら、狙い通り(?)その後アクセス数が増えている件について。このまましばらく引っ張っておこうかとも考えたが、そろそろ効果も薄れたようなので。 さて、問題のエントリである。http://blog.tatsuru.com/archives/001488.php ちょっとどこからツッコんでいいのかわからないのだが、とりあえず順番に行こう。まず、「文革の時に専門家の多くは誤った見通しを語ったし、またそれが誤りだったことが明らかになった後でも決して反省しなかった」という点について。 これについては、1967年に中国に批判的な記事を書いたとして国外退去になった産経新聞の柴田穂記者の例があるし、中嶋嶺雄、衛藤瀋吉、石川忠雄といった非左翼系の研究者もかなり早い時期からリアルな見方をしていたはずである。また、文革を礼賛した人たちがその後「反省しなかった」かどうかに