開催中止が相次ぐアイドルライブで、オンラインを活用した新たなビジネスの取り組みが加速している。ネットライブはもちろん、ネットサイン会などの有料開催も増えている。ファンとのコミュニケーションを続けるための新たな試みだが、アフターコロナでのプラスアルファの事業につながる可能性もありそうだ。 エンターテインメント業界では、新型コロナウイルス感染者数の急増を受けて、2020年4月以降、ほぼすべてのライブイベントが中止あるいは延期という状況に追い込まれた。ライブ出演とそれに付随した物販が収入源となる“ライブアイドル”は、今まさに存続の危機に立たされている。そんななか、事業の継続とファンのつなぎ留めに向けて、無観客ライブやネットサイン会のようなオンライン特典会など、これまでは副業的だったサービスをこの期間、事業の中心に据えて展開するアイドルグループが次々と出てきた。 まず、政府や自治体から外出自粛要請
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