時系列データをあまり扱わないのでまじめに考えてなかったんですが、Rで単位根検定をする場合、拡張ディッキー=フラー検定(augmented Dickey–Fuller test)を実施してくれるadf.test()という関数があります。 しかしこの関数は、 考慮するラグの次数を指定しなかった場合、サンプルサイズ(時系列データの長さ)を基準にして自動選択している 定数項もトレンド項も含むパターンしかやってくれない という制限があり、後者についてはたいていの場合含めといたほうがいいらしいので問題ないとして、前者はよくわからない基準であって*1、本来はAICなどに基づいて選択されたラグ次数を用いたモデルで検定したほうがいいと思われます。実際ラグ次数によって結果がけっこう変わることもあるので、慎重に選んだほうがいいかと思います。 ということで、以下の記事で説明されているように、CADFtestパッケ