本記事では超心理学(ちょうしんりがく、parapsychology)について解説する。 概要[編集] 日本超心理学会によれば、超心理学は、未だに物理的には説明がつかない、心と物あるいは心同士の相互作用を科学的な方法で研究する学問だとされる[1]。リン・ピクネットの書籍では、既知の自然の法則では説明できない現象を研究する学問、としている[2]。 羽仁礼は、超心理学とは、いわゆる超能力を研究対象とするものだと説明した[3]。具体的な研究対象は、基本的にはESP (extra-sensory perception) とサイコキネシス(念力)だとされる[3]。前者には、テレパシー、予知、透視などが含まれる。ただし実際には、超心理学は臨死体験や体外離脱、前世記憶、心霊現象をも研究対象に含む場合もある[3]。 研究対象は超自然的なものであるが、(各国の)超心理学会などでは「方法論は実験心理学の規範に準