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ブックマーク / www.sbbit.jp (8)

  • データ増加が深刻化、既存ストレージを活かしつつ高速化・容量削減できる方法はあるか

    自社ビジネスに競争力や付加価値をもたらす戦略的な経営資源として、「データ」の比重はますます高まっている。ただ、データ量の増加に対して、ストレージ装置の追加投資や運用管理、パフォーマンスが追い付かなくなっているのが実情だ。単純に足りない容量を安価に増設するという対処を繰り返していたのでは、遠からず企業のITシステムは破たんしてしまうだろう。その一方で、ITにかけられる予算は限られており、既存の資産を活用することも考えなければならない。際限のないデータの問題に対する抜的な解決策を探った。 ストレージ・システム全体の大容量化と性能向上が求められている 企業が所有するデータ量の増大は、これまでも延々と叫ばれてきた課題だが、近年さらにその深刻さを増している。 コンプライアンス対応のために長期保管が義務付けられたデータの増加、ユーザー部門で作成されるオフィス文書、CADデータ、画像など非構造化データ

  • 竹中平蔵 教授の考える日本成長のシナリオ、イノベーション競争の時代を勝ち抜け

    10月31日の「日立イノベーションフォーラム2013」に登壇した竹中氏は、「最近いろいろな国際会議で、よく話題になる一冊のがある」として、シンガポール国立大学のリー・クワンユ大学院公共政策大学院の学院長である政治学者、マブマニ氏が書いた『The Great Convergence(大いなる収斂)』を紹介した。マブマニ氏はインド系のシンガポール人で、シンガポールの国連大使をやり、そして外務大臣を歴任した人物でもある。 ここでいう「収斂」とは、日アメリカのようにすでに所得水準が高い国の成長率は低いが、中国やベトナムなどのように所得水準の低い国は成長率が高いため、いずれどこかで「収斂」していくという理論のこと。 「我々がこの収斂の理論を経験するにしても、100年や200年ぐらい先の話だろうと思っていたが、マブマニ氏が指摘するのは、それがいま、ものすごい速度で目の前で起こっているということ

    竹中平蔵 教授の考える日本成長のシナリオ、イノベーション競争の時代を勝ち抜け
  • ノーベル経済学者スティグリッツ氏が語る、米国資本主義の失敗と日本が取り組むべき課題

    2008年のリーマンショック以降、世界経済は大きく後退してしまった。株価はリーマンショック前の水準を回復しているものの、男性のフルタイムワーカーの所得は40年前よりも悪化し、平均資産は20年前とまったく同じ水準に陥っている。ノーベル経済学賞受賞者で、コロンビア大学 経済学部 教授のジョセフ・スティグリッツ氏は、「“富者が富めば貧者にも富が浸透する”というトリクルダウン経済はうまく機能しなかった」と評する。米国同様に金融緩和を進めるアベノミクスだが、当に日再生につながるのか。また日が取り組むべき課題は何か。日立イノベーションフォーラム2013で、スティグリッツ氏が語った。 レッド オウル 編集&ライティング 1964年兵庫県生まれ。1989年早稲田大学理工学部卒業。89年4月、リクルートに入社。『月刊パッケージソフト』誌の広告制作ディレクター、FAX一斉同報サービス『FNX』の制作ディ

    ノーベル経済学者スティグリッツ氏が語る、米国資本主義の失敗と日本が取り組むべき課題
  • 野村證券 国内IT戦略部長が語る、8000台のタブレット導入の成果、次は企業内SNS活用へ

    国内最大手の野村證券は、「コンサルティング営業の強化」を経営方針とする中で2012年7月、競合他社に“先手を打つ”形で、全国のリテール営業担当者約8,000人を対象にタブレットの導入を決定した。それから1年が経過した現在、同社は一連の取り組みからどんな成果を掴んだのだろうか。同社はさらに次の一手として、企業内SNSであるセールスフォース社の「Chatter」の導入実験も開始している。 1961年生まれ。システムエンジニア、編集プロダクションでのディレクターを経て、1994年よりフリーランスのジャーナリスト、コピーライター。企業情報システム、BI、ビッグデータ、IT関連マーケティング、ストレージなどの分野を中心に活動中。著書に、「図解 情報・コンピュータ業界」(東洋経済新報社)、「One to One:インターネット時代の超マーケティング」(IDL)、「CRMからCREへ」(日能率協会マジ

    野村證券 国内IT戦略部長が語る、8000台のタブレット導入の成果、次は企業内SNS活用へ
  • 【塚越健司氏インタビュー】ネットにおける新しい社会運動を考える──アノニマスは仮面を被った2ちゃんねらーなのか?

    塚越健司(以下:塚越氏)■ハクティビズム(hacktivism)というのは「ハック(hack)」と「アクティビズム(activism)」を掛け合わせた造語で、1995年頃から使われはじめたといわれています。ハックとは、解釈が難しい言葉なんですけど、情報技術を操って物事を改善する、合理的あるいは創造的なプログラミング行為のことを指しているといえます。 一方のアクティビズムとは、「積極行動主義」ないし「政治的行動主義」と呼ばれる考え方で、ある目的を達成するための政治活動や社会運動を意味します。つまりハクティビズムとは、情報技術を用いて社会運動を行うことです。 ──そのハクティビズムには現在、大きく分けて2つの潮流がある、と著書の中でおっしゃっていますね。 塚越氏■はい、1つは、何らかの新しいツールを開発し、法律や政策を無効化することによって間接的に社会の変革を促すタイプで、僕は「正統派ハクティ

    【塚越健司氏インタビュー】ネットにおける新しい社会運動を考える──アノニマスは仮面を被った2ちゃんねらーなのか?
  • 消費者の無意識に訴える「ポチリング・マネジメント」にまつわる5つのキーワード

    オムニチャネル時代では、自社商品/サービス(以下、商品)に対して、(1)消費者の気持ちを振り向かせ、(2)買う気にさせ、(3)実際の購買行動を行わせる、という3つのステップの適切な運用の成否が、ビジネスの勝敗を決定づける。ECサイトの場合は、これに(0)自社商品が買えるサイトに消費者を連れてくる、というさらなるハードルが加わる。 そこで稿では、この4ステップを適切にマネジメントすることで、自社商品の「ポチる」を促す仕組み、仮称「ポチリング・マネジメント」について一つの提言を行いたい。キーワードは、「エスノグラフィー」「ビッグデータ」「データサイエンス」「データ・サイエンティスト」「ソフト・スキル」の5つだ。 1.エスノグラフィー 筆者はマーケティング業界が「エスノグラフィー」を単純に「観察手法」と訳したことが、その質を矮小化させたと考えている。 消費におけるエスノグラフィーとは、「消費

    消費者の無意識に訴える「ポチリング・マネジメント」にまつわる5つのキーワード
  • 野中郁次郎氏:持続可能なイノベーション企業のリーダーに求められる6つの能力

    世界経済が混迷する中、持続的にイノベーションを起こして事業発展を促進するには何が必要なのか。知識経営論でナレッジマネジメントを提唱した日を代表する経営学者、野中郁次郎氏は、その答えを知るには経営や知識創造、リーダーシップのあり方など、根から考察し直す必要があると説く。 イノベーションを持続的に実現するリーダーは、どのような情報を利用し、どのような行動をとることで成功を導き出したのか。「JUASスクエア2012」の基調講演「持続可能なイノベーション企業のリーダーシップ」で、一橋大学名誉教授、富士通総研経済研究所の理事長を務める野中郁次郎氏は、イノベーションやリーダーシップの質を解説し、ブレイクスルーのためのヒントを紹介した。 野中氏は冒頭で、「21世紀は知識社会である」というピーター・ドラッカーの提言を紹介した。ドラッカーは「ポスト資主義社会」の中で、知識は有用な経済資源であり、知識

    野中郁次郎氏:持続可能なイノベーション企業のリーダーに求められる6つの能力
  • スマートシティとは何か?都市を効率化する3つのIT--米IDC リック・ニコルソン氏 2,000億ドル規模の新しい市場が誕生か:ソフトバンク ビジネス+IT

    みなさんは、すでにスマートグリッドという言葉はご存知かと思います(参考リンク:スマートグリッドとは何か)。電力の安定供給や効率的な発電、需要予測を含んだインテリジェントな売電、そして各家庭に配備される双方向通信可能な電力計(スマートメータ―)。これらは、スマートグリッドを代表するキーワードですが、日の企業が最初にスマートグリッドの話を聞いたとき、スマートメータ―以外は、すでに日の電力会社が独自に実現している機能ばかりで、日での意味やビジネスが見えにくいというのが率直な感想だったのではないでしょうか。日は、欧米ほど頻繁に電圧が下がったり停電したりしないでしょう。 しかし、「スマートシティ」といった場合、それがカバーする範囲は電力だけでなく生活基盤そのものということになります。元デンバー市長、ウェリントン・ウェッブ氏の言葉を借りれば、19世紀は帝国、20世紀は国家、21世紀は都市(シテ

    スマートシティとは何か?都市を効率化する3つのIT--米IDC リック・ニコルソン氏 2,000億ドル規模の新しい市場が誕生か:ソフトバンク ビジネス+IT
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