きっと誰もが二度三度は経験したことがあるのではないかと思う。 中でも、ホワイトボードマーカーが書けなかった時のイライラ感は特筆に値するものがあると思う。さらに言えば、一本書けなくて手に取った他の何本かも全部書けなかった時のイライラと来たら、思い出すだけで身の毛がよだつ。あんなにも書けなくなる前に、なぜ他の人はあれを捨てないんだ、といつも思う。 書けないマジック一斉摘発! 僕はあのイライラをどうしても許すことができないので、常に職場の机の中に新品マジックを5本ぐらい用意して、行動範囲でコイツに出くわしたときはすぐに捨て、さくっと交換することにしている。 とはいえそれでも、一定の確率でコイツに出くわす。1本見たら30本あると思えと言われる書けないマジック。もぐらたたき方式ではらちが明かないと悟った僕はある日、とうとう一斉摘発に乗り出した。 一斉に処分してやる!と、デスクの中、倉庫の中、もう見か