僕は、書籍を買う時に自分では選びません。 本が大好きな知人がFacebookで簡単な書評をUPしているので、それを参考にしています。 彼が勧めるものだったら間違いない、そんな信頼を寄せているからです。 別に書店を経営している人じゃないけど。 多分、本人は知らないと思いますが、彼がUPした本を買っている人は多いんじゃないかと思います。 今日の記事は、社員が、お客様にとって彼のような存在になるには、商品の開発や仕入れに現場社員が関わることが大切だという話です。 社員が仕入れや開発に関わった3つの事例 別に難しい話じゃないので、事例の連発で行きたいと思います。 ケース1 僕の親友、ハムちゃんこと、浜さんが今度、わらびもちを販売します。 キッカケは、僕が紹介したんです。 紹介と言っても、売ることではなく「美味いから食ってみて!」という紹介(笑) そしたら、「これ、美味いからお客様に紹介したい」とな
YouTubeに公開しただけで、毛ガニが50杯売れた 毛ガニのさばき方をYouTubeで紹介したところ、売るつもりがなかったのに、毛ガニ50杯売れました。 寿司屋さんだったら、当たり前にみんな知っている情報を、ただ紹介しただけです。 あなたが持っている、プロだったら当たり前に知っている情報は、業界以外の人には、時にしてものすごい価値があるんのです。 書籍やセミナーなどでよく登場する「おたる政寿司」。 以前、このブログでも、政寿司のインターネットのマーケティングについての記事を書きました。 【人はあなたの言いたいことなんて聞きたくない。自分が関心のあることだけ知りたい】 三代目の経営者、中村圭助さんがエクスマを勉強して、どんどんエクスマを深めています。 ある日、中村さん、カウンター越しに女性のお客さまと会話をしていました。 「毛ガニって美味しいんだけど、さばくのが面倒なのよね」 お客さまがそ
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 涼しくなった朝を迎えると、少しだけ寂しく感じます。 夏が終わっていくんだな・・・ どこのお店で買ったのか思い出せない ヤフー知恵袋(利用者同士が知識や知恵を教え合うコミュニティ、知識検索サービス)で、こんな相談を見つけました。 「以前買った洋服ですが、どこのお店で買ったのか思い出せません・・・」 織りネームに付いているブランド名は聞いたこともない。 洗濯表示タグに付いている会社名は知っているけれど、どこのお店なのか?わからない。 そんな状況だそうです。 確かにブランド名=お店の名前、とは限りません。 会社の名前=お店の名前、ではない場合が多い。 このエピソードを読んでいて思いました。 今の時代の消費行動を顕著に表しているなって。 消費者から見れば、お店はたくさんある。 それも似たようなお店ばかり。 更に印象に残るような購買体験もしていない。 そして商品
1:行動すること 2:体験すること 3:楽しむこと ともかくすぐやる、失敗したら変えればいい エクスペリエンス・マーケティングはゲリラです。すぐにやらなければ意味がありません。 なぜって、やらなければ他のところがやってしまうからです。 ともかくすぐやりましょう。 今、世の中はものすごいスピードで変化しています。 これはいい悪いの問題ではなく、そうなっているんだからしょうがないことなのです。 何が売れて、何が売れないかなど、やってみなければわからないというのが正直なところです。 まさに視界ゼロ、先が見えない時代です。 今までの考え方はあまり意味がなくなっています。 成功体験は通用しなくなっているのです。 いえ、逆に成功体験が邪魔になっているといっても言い過ぎではないでしょう。 モノが売れないのは不況のせいだと、誰もが思っていますが、それは間違いです。今までのやり方だと「売れない」ということな
以前に、高額の商品を販売した時に買ったお客様から言われました。 「どうしても欲しかったから買っちゃった。今年はディズニーランドには行かない」 それを聞いて思いました。 ディズニーに勝ったぜ!!(笑) って、冗談じゃないですよ。 真面目な話です。 ライバルは同業他社ではない。 お客様の財布の予算と可処分時間は決まっているから、その「内訳」をどれだけ自社にいただけるか?そういうことです。 今日の記事はお客様が配分する内訳は、自社に思いを寄せる密度と時間に比例するという話です。 ライバルは同業他社ではない 例えば、今ってスマホに時間を使う人が増えていますが、その分の時間が削られている業界、企業があるはずです。新聞とかね。 真偽の程は分かりませんが、ガムが売れなくなったという話を聞いたことがあります。 要するに、暇つぶしの時間をスマホに奪われたということ。 生活者は、予算と時間を自分を気分よくして
ルームサービスの朝食って優雅 今日、福岡にあるマリノアリゾートホテルでコンサルの仕事をしていました。 ウェディングが有名なホテルです。 福岡空港から、タクシーで20~30分でこんなリゾートホテルがある。 海の見える結婚式場を持ったホテルです。 昨日は福岡に着いたのが夜遅くだったので、ちょっともったいなかったけど、このホテルで豊かな時間を過ごしました。 マリーナに面した客室。 バルコニーもあるし、バスルームも海に面して作ってあるので、朝日を浴びながらお風呂に入れます。 朝食はレストランでもいいのですが、ルームサービスがある。 それも別料金はかかりません。 ボクは午前10時にオーダーしていたので、朝遅めに起きて、部屋でいい景色を見ながらのんびりと食べた。 仕事は午後1時からだったので、なんだか豊かな時間でした。 現代人は忙しい人が多い。 だからこそ、「ゆっくりと時間をかける」というキーワードで
日本一っていう冠を求める時代ではない ある町で『日本一のつり橋』っていうのが話題になっていました。 日本一のつり橋、20年かかって20億円の予算を使っている。 地域振興のために作りました。 観光客に来てもらいたくて。 この橋、TVで観ましたが・・・、 たしかにすごい。 景観は素晴らしいし、高さはおそろしくなるくらい。 テレビでは、たくさんの人たちがこのつり橋を渡っています。 九州の山間の田舎に、九州全土から、山口や広島方面から渡りに来ています。 その光景は、都会のラッシュアワーの駅のようです。 町役場の人が自信満々の表情で言っていました。 「この橋のおかげで、5年後にはこの町の観光客が増えて、宿泊客も増える」 そういう目論見。 そして、そのつり橋わたるための通行料が500円。 渡った先には何があるのか? 町役場の人は、 「なにもありません」 ????? えええっ!ただ渡るだけぇ? というこ
きっと これを見て マネするお店は増えるでしょうね。 それは、それでいいと思います。 でもね、ここ「博多ラーメンばんび」の人気の秘密は この看板だけじゃない。 お客さんを楽しませたい お客さんに喜んでもらいたいと言う エムラーの想いがあるからだ。 その一つが顔出し看板である。 もちろん、ラーメンが美味しいと言うのは言うまでもないが 美味しいラーメン屋は正直いっぱいある。 今の時代、 美味しいだけでは人気が継続しないのだ。 最大の要因は お店の人 つまり「個」である。 江村さんという「個」が最大の重要な価値である。 その証明がコレ 店内の壁いっぱいに貼り出された お客さんの声 その声の多くに人柄がいっぱい書かれてある。 伝わっているでしょうか? 看板は誰でもマネはできますが こんな声を店内に隙間が無いぐらいいっぱい声をもらえるお店はそうそうない。 と言うかこんなラーメン屋はココしかない。 是
お客様の中に親友っていませんか? 特に地域密着で商売をしている方なら、そういうお客様がいると思います。 親友とまではいかなくても、気を遣わずに話せる友人みたいなお客様でもいい。 近くに激安店ができてもあなたから買ってくれる。 時に苦言も言ってくれる。 お客様を紹介してくれる。 そういうお客様をたくさん増やすことが、これからの商売には欠かせない、そう考えています。だって商品やサービス自体に他社との違いがない時代には、絆のあるお客様の存在が商売の基盤になるから。 今日の記事は、地域密着型の商売をされている方が、お客様と友人のような関係をつくるために、SNSと共にニューズレター(手づくり新聞)を発行しようという話です。 地域密着企業はニューズレターで関係性ベースをつくる 僕は、毎月、地域に5000部以上ニューズレターを配布しています。 もう12年になるのですが、これが大きな効果を発揮しています。
「売る」=「教えてあげる」 僕は、販売をそう考えています。 販売は売り込みでもないし、ヘコヘコ頭を下げるのでもない。 よく言われることですが、お客様は「モノ」ではなく「コト」が欲しい、だから、その商品・サービスを使うと「お客様がどうなるか?」を教えて差し上げることです。 そう考えるとすべての商売は「教育産業」と言っていいんじゃないの?って思います。 そして、それが社員の誇りに繋がると。 呉服店から教育産業に進化したお店 僕の友人にご呉服店を経営する女性がいます。 先日、話をしていて完全に教育産業じゃんって思いました。 今って着物が売れない時代です。 着やすさだけで見たら洋服の方が便利で、今や美術品のカテゴリーに入るのでは?と思ってしまうほどです。 その時代において好業績を上げている彼女の店が何をやっているかと言えば、教育産業をやっているのです。 しかも、ものすごくハイレベルでね。 彼女が売
大人気の子供写真館 子供写真館のスタッフには、幼稚園の先生や保育士の資格を持った人も多い。 それもすべて「体験」を売ることを第一に考えているからなんです。 以前の記事で、こだわりだけではもう売れないってことを書きました。 【「こだわった商品」はもう売れない。それはスペックだから。】 そういうことを如実に物語っているのが、写真館業界です。 今、全国チェーンの「子供写真館」が業績を伸ばし続けています。 日本で一番の大手チェーン、「スタジオアリス」。 ボクのクライアントであるカメラのキタムラがやっている「スタジオマリオ」。 どちらも、とっても業績がいい。 これは、今までの写真館が「写真」を売っていたのに対して、子供写真館は「思い出」を売っているから。 【子供写真館スタジオマリオのサイト】 「チェーンの子供写真館なんか、ウチに比べたら技術のクオリティが低いから心配ない。だって、ウチが撮る写真はすご
サラリーマンもソーシャルメディアでビジネス活用しようブログ 今は個人もメディアになる時代です。”サラリーマンもソーシャルメディアを活用して発信力をつけないといけません。 「発信力」「編集力」を身につけて圧倒的になろう! 娘版ライザップの目標体重が今月はクリアならず。 初めての未達成でした。あと400グラム… ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。 ◆SNSであなたのオススメは誰かに影響する 昨日は友人のじょびと午後にあるセミナーに参加する為、いっしょにランチをしました。 場所は、彼がよく行くカレー店。 インドカレーで抹茶ナンが美味しいと言うお店。 よく彼のSNSの投稿で見ていたので1度食べてみたかった。 友人がよく行く食べ物ってちょっと興味がわきませんか? 嫌いなものではないなら食べてみたいと。 好きなものなら尚更ですね。
8月最終日です。 どこまでが夏でどこからが秋か分かりませんが、感覚的には今日で夏が終わるような気がして、少しさみしい気持ちになります。 でも、新しい週の始まり、がんばりましょう。 サービスはどこまで行っても損得関係が強化される 商売には、顧客をつくると同時に「仲間をつくる」という発想が必要、そう考えています。 顧客であるうちは、互いに損得勘定が優先し、どちらかが得をすれば一方が損をするという関係になりやすい。 目指すものが違うから。 それを、同じものを目指す構図になると商売はまったく違った性質のものになります。 ベクトルが統一されるからパワーが生まれますよね。 で、仲間って「この指とまれ」で集まってくる人たちですよね? 指とうのは目指すもののことで、それがなければ集まる由もありません。 僕は、目指すものとは、売り手でも買い手でもない、第三者の幸せだと考えています。 例えば、弊社では「古紙回
モノづくりのこだわりの方向性が間違っている 「ものづくり日本」って、ずいぶん昔からいわれていますよね。 それが日本経済、復活のカギだって。 誤解を恐れずに言えば、今のままだと、全然復活にならないと思う。 それどころか、あまりにも「モノ」にこだわりすぎると、逆効果になる。 どんなにいい製品でも、乱暴な言い方をしたら所詮「製品」です。 だから「コモディティ化」が起きやすい。 「コモディティ化」というのは、ある分野の製品において、製造メーカーや小売店ごとの差別化の要因になるはずの、機能や品質、ブランド力などが失われて、そのちがいが明確じゃなくなるという意味です。 個性がなくなって、均質化すること。 そうなると価格や量を判断基準に売買が行われるようになります。 商品価格は下がる傾向になるわけです。 日本のメーカーは、機能を増やせば、差別化して売れるようになると思い込んでいるようなふしもある。 そも
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