ケンブリッジ大学出版局は、4月2日、ドイツ研究振興協会(Deutsche Forschungsgemeinschaft)の資金援助を受けた、ドイツ国内の大学、研究機関、学術図書館などのコンソーシアムを代表するバイエルン州立図書館(Bayerische Staatsbibliothek, BSB)とRead & Publish契約に合意したと発表した。契約期間は3年。 これにより、同コンソーシアムに所属する機関の研究者は、公的助成を受けた論文をケンブリッジ大学出版局のハイブリットジャーナルにOA(オープンアクセス)で出版でき、同出版局のジャーナルにアクセスできる。 ケンブリッジ大学出版局は、過去に、スウェーデンのBibsam Consortiumやオランダ大学協会と同様の契約を結んでいる。 [ニュースソース] Cambridge University Press reaches major
De Gruyter社は、4月3日、チェコ共和国(チェコ)のCzechELibとread and publish契約に合意したと発表した。 CzechELibは、チェコの学術機関の学術情報の充実を目的とした、電子情報リソースの購入をサポートするプロジェクト。 read and publish契約により、CzechELib参加機関は、De Gruyter社のコレクションにアクセスでき、著者は同社のゴールドOA(オープンアクセス)ジャーナルおよびハイブリットジャーナルに追加料金なしで論文を出版できるようになる。 [ニュースソース] De Gruyter and CzechELib sign "read and publish" agreement for access and open access ― DE Gruyter 2019/04/03 (accessed 2019-04-04) [
The Chronicle of Higher Educationは、4月3日、"Elsevier's Presence on Campuses Spans More Than Journals. That Has Some Scholars Worried."(試訳:ジャーナルだけにとどまらない、キャンパスにおけるElsevier社の存在。学者は困惑)と題する記事を公開した。 本記事は、ジャーナルだけでなく、Elsevier社が買収によってリポジトリ、プレプリントサーバー、解析ツールなど研究に必要なインフラやツールを所有し、しかも多くが有料サービスであることを紹介。 カリフォルニア大学がジャーナルの講読契約を打ち切っている時でも、多くの研究者が同社のインフラやツールに大きく依存している現状や、それが招く弊害なども示している。 [ニュースソース] Elsevier's Presence o
Springer Nature社は、4月3日、同社が早期に導入した論文投稿システム"In Review"の利用率が好調と発表した。 In Reviewは、BMC (BioMed Central) シリーズジャーナルへの論文の投稿、査読、編集プロセスをオープンにするプラットフォーム。BMCシリーズの4つのジャーナルに投稿した著者のうち、55%がIn Reviewを利用し、特にBMC Anesthesiologyへの投稿では64%が同プラットフォームを利用したという。 他社のプラットフォーム(20%以下)やプレプリントサーバー(業界平均2%)に比べると、In Reviewの利用率は極めて高いとしている。 [ニュースソース] With over 50% take-up Springer Nature's new author service rolled out early after res
Scholarly Kitchenは、3月27日、"Guest Post — Emerging Trends in the Academic Publishing Lifecycle"と題する記事を掲載した。 本記事は、線形から循環型へと変わってきた学術出版のライフサイクルを言及。 絶え間のない新ジャーナルや派生領域の出現、OA(オープンアクセス)の普及により複数のプロジェクトの同時進行、戦略的な非トップジャーナルやOAジャーナルへの投稿、図書館員の役割拡大、出版社との共同プロモーションなど、学術界で起こっている出版ライフサイクルの変化を、4項目から概説している。 [ニュースソース] Guest Post — Emerging Trends in the Academic Publishing Lifecycle ― Scholarly Kitchen 2019/03/27 (access
Science Europeは、3月25日、cOAlition Sにヨルダンの科学技術高等委員会(Higher Council for Science and Technology, HCST)が参加したと発表した。 中東初の参加機関となるHCSTは、1987年にヨルダンの科学技術活動を管轄する公的独立機関として設立。開発目標を達成するための科学技術の基盤構築を目標としている。 [ニュースソース] The Higher Council for Science and Technology Joins cOAlition S ― Science Europe 2019/03/25 (accessed 2019-04-01) The Higher Council For Science And Technology Is The First Organisation In The Middle
米国化学会(American Chemical Society 、ACS)とマックスプランク協会(Max-Planck-Gesellschaft 、MPG)は、3月29日、OA計画に関する契約を結んだと発表した。期間は4年。 これにより、マックスプランク協会の研究者は、論文を査読付きACSジャーナルにOAライセンスで出版でき、すべてのACSジャーナルおよびChemical & Engineering Newsにアクセスできる。 また、"Read & Publish"合意により、研究者は個別にOA費用を支払うことなく、Copyright Clearance center社と共同で導入したEコマース機能を通じて、ライセンス処理や出版費用を管理、サポートするという。 [ニュースソース] Transformative agreement with American Chemical Society
EFF(Electronic Frontier Foundation)は、3月20日、"More Than 130 European Businesses Tell the European Parliament: Reject the #CopyrightDirective"(試訳:130以上の欧州企業は欧州議会に告ぐ。著作権指令に反対。)と題する記事を掲載した。 本記事は、3月25日の週に予定されているEU著作権指令の投票を前に、各所で起こっている第11条、第13条を巡る反対運動(企業連合による嘆願書の提出、Webサイトの意図的閉鎖、EU全域でのデモなど)を紹介。 ビジネスの停滞、監視の助長、スペインやドイツの経験からみた同指令の効果の疑わしさ、米国大手インターネット企業による寡占の助長など、第11条、第13条が招く可能性のある諸問題をまとめている。 [ニュースソース] More Th
19年2月の書籍雑誌推定販売金額は1221億円で、前年比3.2%減。 書籍は737億円で、同4.6%減。 雑誌は473億円で、同0.9%減。その内訳は月刊誌が389億円で、同0.3%減、週刊誌は84億円で、同3.6%減。 雑誌のマイナスが小幅なのは、前年同月が16.3%という激減の影響と返品減少で、ムックとコミックスの返品の改善によるものである。 その返品率は書籍が33.2%、雑誌は41.5%で、月刊誌は41.6%、週刊誌は41.0%。 雑誌の返品率は16年41.4%、17年43.7%、18年同じく43.7%と、続けて40%を超え、19年も同様であろう。 3月は第1四半期と取次の決算などが重なり、どのような影響を及ぼしていくのだろうか。 1.日販は10月1日付で持株会社体制に移行すると発表。 4月1日付で子会社を新設し、子会社管理、及び不動産管理以外のすべての事業を簡易吸収分割により継承す
どうも。今井です。 【追記:2019/04/01 20:20】 下記の記事ですが,1カ所引用ミスがあり,来場者数の数字にも1カ所転記ミスであることが分かりました。カレントアウェアネス編集部に連絡の上,訂正記事ならびにHTML版の修正を していただきました。 http://current.ndl.go.jp/ca/errata http://current.ndl.go.jp/ca1944 ご迷惑をおかけ致しました。 取り急ぎ報告申しあげますとともに,お詫びいたします。 【追記ここまで】 こちらのブログの方が本体のはずですが,割とご無沙汰です。 さて早速ですが,カレントアウェアネスにこの年になってようやくデビュー致しました。(CA-Eは数多く書いているのですが,CAは初めてです。) 内容は図書館総合展の20年ということで,図書館業界イベントとしては最大規模となっている図書館総合展の20年の歴
一昨年度まで四半期ごとに更新していた、日本の大学図書館Facebookページ一覧の「いいね数」を一年ぶりに更新しました。実は昨年夏にも数字はとっていたのですが、あまりに動きが少なかったので、年に一回更新でもいいかなとか思い、その時は更新しませんでした。 やはりこのぐらいの頻度の方が、増加数などメリハリがつくので、しばらくはこのペースでいいかなと思っています。 yawatosho.hateblo.jp いいねの増加率が高かったページ 番号 ページ名 前回Like 今回Like 増加率 1 広島修道大学図書館 83 107 28.92% 2 立命館大学図書館 学生ライブラリースタッフ 95 116 22.11% 3 北見工業大学図書館 107 127 18.69% 4 文化学園・文化学園大学図書館 164 190 15.85% 5 横浜国立大学附属図書館 101 117 15.84% *Lik
『リーガル・リサーチ』刊行15周年記念シンポジウム<報告> 2018年12月17日,成城大学(東京都世田谷区)で,ロー・ライブラリアン研究会主催『リーガル・リサーチ』刊行15周年記念シンポジウム(成城大学法学部現代法研究室共催,株式会社日本評論社・株式会社TKC後援)が開催された。『リーガル・リサーチ』は,2003年に日本評論社より刊行され,現在では第5版まで版を重ねる法情報の調べ方を網羅した定番ツールである。シンポジウムは,この刊行15周年という節目の年に,改めて『リーガル・リサーチ』の意義を問い直し,これからの法情報提供サービスのあり方やロー・ライブラリアンの育成について,ともに考えるために企画された。 「第1部 講演の部」では,山本順一氏(桃山学院大学経営学部・経営学研究科教授)が「もめごととの付き合い方」と題し,公共図書館において法情報サービス(CA1723参照)に日夜奮闘するライ
琉球大学附属図書館「迷子の本を探しています」実施報告 琉球大学附属図書館(以下「図書館」;沖縄県西原町)は,2019年1月7日から2月11日にかけて,館内イベント「迷子の本を探しています」を実施した。本稿では,当イベントの実施背景と実施内容,結果とその評価について報告する。 ●実施背景 「迷子の本」とは,配架されているはずの書架にない不明資料のことである。図書館では,本館の蔵書約87万冊のうち,貴重書等を除く約82万冊を開架方式で提供し,館内利用した資料は利用者自身が元の書架へ戻す方式を取っている。したがって,利用者も書架管理の一端を担っているという側面がある。実際には残念ながら書架が乱れ資料が探しにくい状態や,全く異なる書架に移され探す資料が見当たらない状態が少なくないのが実態である。 今年度,本学では,全事務部門で業務改善への取り組みを行うこととなり,図書館でも若手職員を中心に,より効
「著作権延長後の世界で、我われは何をすべきか」<報告> 日本の著作権保護期間は著作者死後50年,団体名義の作品では公表後50年で1971年以降運用され,その中で,たとえば「青空文庫」は1万5,000点を超える主に明治・大正時代の著作物を電子化し,Amazon Kindleや図書館の電子書籍などで活用することができた。2006年に権利者団体から,これを死後70年に延長することが要望され,文化庁の「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」において,青空文庫,インターネットユーザー協会など多様な関係者との間で議論となったが,2008年第6回小委員会において,「保護と利用のバランスについて,調和の取れた結論が得られるよう,検討を続けることが適当」と,延長は見合わせることとなった。ところが,2015年環太平洋パートナーシップ(TPP)協定において死後70年への延長が合意されたため,これに合わせて
大学の戦略との一致度からみる大学図書館のサービスについて 本稿ではOCLCとIthaka S+Rが2018年10月に発表した報告書“University Futures, Library Futures: Aligning library strategies with institutional directions”について紹介する。報告書では,米国の高等教育機関のワーキングモデルを教育活動及び提供形態の点から定義し,主要な9つの図書館サービスの枠組みから機関の類型を比較し,図書館のサービス内容が大学の組織上の優先事項に対応しているという仮説を検証することを試みている。教育活動は,博士課程の「研究」,学士課程の「教養教育」,その他の「職業教育」について各機関が最も重心を置く活動の点から分類しており,提供形態としてキャンパスへの通学を前提とする授業と,オンラインコースの2つが挙げられてい
Scholars ARE Collectors:研究支援再考への提言(米国) 2018年11月,米・Ithaka S+Rは研究支援についてのイシューブリーフ“Scholars ARE Collectors: A Proposal for Re-thinking Support”(以下「報告書」)を公開した。報告書は,同団体がこれまで実施した研究支援サービスに関する調査(E1380,E2059参照)を踏まえ,研究者を,多様な研究データを収集する「コレクター」として捉え,その「収集活動」(研究フロー)全体を反映させた研究支援について,学術研究機関が中心となって組織レベルで再考することを促す内容となっている。 ●研究支援の現状と課題について 報告書では,まず,研究者は複雑な研究データを生成・収集・分析しているが,現状の研究支援サービスは特定の研究課題やコンテンツを扱う研究者にしか対応しておらず,
第6回からは開催地である横浜市との連携関係も始まり、第14回からは横浜市中央図書館を会場としたフォーラムも開催されるようになった(現在は行われていない)。 第10回からは「一層のスキルアップ・スケールアップ」のため「学術研究機関・学会・大学研究室・専門分科会等及び文書館・美術館・博物館などの参加も不可欠である」との認識のもと(9)、「学術情報オープンサミット」を併催、第17回からはこれをさらに「教育・学術情報オープンサミット」と改称、第20回では、美術館関係者のための総合展「Art Museum Annuale2018」を併催する、というように、周辺領域への拡張を続けている。 海外諸機関との連携にも積極的である。中国国家図書館(NLC)、ALA、台湾大学等々からの講師を招聘するのみならず、ALAとは広報・交流についての提携を文書で取り交わしている。また図書館総合展運営委員会(以下「運営委員
近年の公立図書館による出版活動の概要:定期刊行物を中心に 関西館図書館協力課:武田和也(たけだかずや) はじめに 清須市立図書館(愛知県)が地元出身の漫画家のインタビュー記事を広報誌に掲載して話題となったのは記憶に新しい(1)。公立図書館(以下「図書館」)では、図書館だよりといった広報誌や、年報等の事業報告書に加え、古くから、地域の古文書・古記録の翻刻刊行や(2)、地域資料に関する索引の作成(3)、戦争体験の記録化(4)、叢書の出版(5)等の多様な出版活動を行ってきた。そのことは、地域の記憶の発掘・記録化や、郷土資料の活用促進等において重要な役割を果たしてきたといえるだろう。その他、実施事業や職員による調査研究の成果、所蔵資料の紹介・翻刻等を掲載する『紀要』を出版する事例も見受けられる(6)。近年では、「地域情報の発信」「新たな蔵書の創出」「メディアとしての図書館」「地域住民との連携」等の
出典:“표1-15 다문화자료실 조성 및 프로그램 지원 현황”. 2018한국도서관연감. 문화체육관광부, 한국도서관협회, 2018, p. 49. また、文化体育観光部は、世界の多様な文化を体験し、相互の文化の尊重と理解の幅を広げるための「多文化サービス活性化事業」を2013年に開始し、多文化サービス企画マニュアルの製作・配布や、担当者教育のためのワークショップ、各種研究などを行っている。2018年には、同事業の一環として、公共図書館で実施された多文化サービスプログラムの8つの優秀事例を掲載した『2018 図書館多文化サービス優秀事例集』 (以下「事例集」)(9)が発行された。 ここで紹介されているプログラムは、多文化家庭の子どもや大人、移住労働者を対象に読書活動を行うもの、韓国人を主な対象として異文化の理解や受容を助けるもの、双方の交流を図るものなど様々である。本稿では、これら
第12回アジア太平洋議会図書館長協会(APLAP)大会 調査及び立法考査局調査企画課連携協力室:春原寛子(すのはらひろこ) はじめに 東はキリバスから西はトルコまで、南はニュージーランドから北はモンゴルまで、広大なアジア及び太平洋地域にある40の国・地域の議会図書館長等が参加する組織が、「アジア太平洋議会図書館長協会(Association of Parliamentary Librarians of Asia and the Pacific : APLAP(アプラップ))」である。 去る2018年10月31日から11月2日、APLAPの大会が、国立国会図書館(NDL)主催の下、東京で開催された(1)。本稿では、APLAPの概要と、第12回APLAP大会の様子を紹介する。 APLAPの概要 1988年8月、第54回国際図書館連盟(IFLA)年次大会(シドニー大会)の議会図書館分科会で、地域
公共図書館のビジネス支援サービス 新宿区立中央図書館:滑川貴之(なめかわたかし) 1. 本稿の目的 国内の公共図書館(以下「図書館」)では、2000年前後からビジネス支援サービスへの積極的な取り組みが実施され、そのサービス内容も多様化し、事業報告も増加してきた。本稿では、図書館のビジネス支援サービスについて、先行文献から研究動向を把握するだけでなく、そのサービスの実態を明らかにすることを目的としたい。 まず、ビジネス支援サービスの発展の経緯を俯瞰し、各図書館の事例報告記事から図書館サービスの実態を明らかにする。一方、図書館がビジネス支援サービスを実施するうえで必要な知識・技術を、日米の職員研修の内容及び文献から把握する。以上により、図書館におけるビジネス支援サービスの全体像が理解できると考えられる。 2. ビジネス支援図書館推進協議会の設立 日本の産業界では、景気の低迷を反映して1996年
奈良大学図書館における日本考古学協会図書の受贈事業について 奈良大学図書館:森垣優輝(もりがきゆうき) はじめに 奈良大学は奈良市山陵(みささぎ)町に立地し、2学部6学科(通信教育1学科)と大学院2研究科4専攻から成る、収容定員2,456人(通信教育1,600人)の私立大学である。1969年の開学当時は同じ奈良市の宝来町にあったが、1988年に現在の校地へ移転した。図書館は校地の南東にあって、北館、南館の2つの建物で構成されており、地上3階地下2階、蔵書規模は約55万冊である。所蔵資料は文化財、歴史、文学の各分野が特に多く、市場に流通せず一般には入手困難な発掘調査報告書や、奈良関係資料が充実しているのが特色である。また、全体の9割以上は開架方式をとっていて、利用者が多くの資料を自由に閲覧可能な環境を整備している。 所蔵資料の1割強は一般社団法人日本考古学協会から受贈した資料群である。登録冊
レーザーディスクのデジタル化に向けた国立国会図書館の取組み 関西館電子図書館課:本田伸彰(ほんだのぶあき) 1. はじめに 国立国会図書館(NDL)では図書や雑誌など紙媒体の資料等に加え、再生環境の旧式化や媒体自体の劣化が危惧されるアナログ形式の録音・映像資料のデジタル化を進めている。録音資料のカセットテープやソノシートに続き(E2057参照)、2016年度からは映像資料であるレーザーディスク(1)(LD)のデジタル化(2)の検討を開始し、2018年度から本格的にデジタル化に着手した(3)。 本稿では、デジタル化に向けた技術面の課題や、デジタル化したデータを「国立国会図書館デジタルコレクション」(4)(以下「デジタルコレクション」)を通じて提供する際に考えられる課題の検証結果などを中心にNDLの取組みについて報告する。 2. LDの概要 LDは、レーザー光を照射して盤面に記録された映像や音
2019年3月29日、米国ネバダ州連邦地方裁判所は、いわゆるハゲタカオープンアクセス雑誌の出版等を手掛けるOMICS Group社等と、その所有者であるSrinubabu Gedela氏に対し、5,010万ドルの支払いを命じる略式判決を下しました。訴訟の提起者である連邦取引委員会(FTC)等がプレスリリースを出しています。 FTCによる告訴は2016年に行われたもので、OMICS Group社、iMedPub社、Conference Series社およびそれらの所有者であるGedela氏を対象とするものです。Gedela氏の所有企業では多数の学術雑誌を刊行し、国際会議を開催していましたが、実際には査読が行われていない雑誌にもかかわらず査読が存在すると虚偽の記載をしたり、承諾を得られていない研究者の名前を編集委員や国際会議の発表者として掲載するなどしていました。また、投稿後に著者に対し高額の
4月2日 県立図書館が図書館等システムをリニューアルして 開館します! 平成31年4月1日 県立図書館では、利用者の皆さまにとってより分かりやすく、使いやすくなるよう、蔵書検索や貸出等の利便性を高めた図書館等システムにリニューアルして、4月2日から全面開館します。 つきましては、県民の皆様への周知についてご協力をお願いいたします。 記 ◎県立図書館 図書館等システムリニューアル開館 (県立図書館、県文書館、ふるさと文学館、若狭図書学習センター) ★★★ 平成31年4月2日(火)9:00から全面開館 ★★★ ◎図書館等システムの新サービス紹介 1 運用開始日 平成31年4月2日(火)9時〜 ※ホームページは4月1日(月)9時から運用開始 【新URL】https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/ index.html 2 新しい機
文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 Tweet Share on Tumblr 2019年3月30日公開! ※本書(この記事)は CC BY-SA のもとで公開しています。 人文学に必要なこれからの情報基盤の作り方とは。 複数の手段を用いて、新
(東京大学出版会・5184円) 旧来秩序を変えた中間層の役割解明 こんな高い本を紹介されても手が出ない、との嘆息が聞こえてきそうだ。だが、自ら買う以外にも本を手にする方法はある。まずは公共図書館・大学図書館に購入希望を出す道があり、世に数多(あまた)ある読書会の課題本に推す手もある。手間暇かけて入手すべき本は世に多くあるが、本書はその最有力の一冊だ。 まずはタイトルを確認しておこう。ロシア語で皇帝を意味する「ツァーリ」の後に、「ナロード」(民衆・農民)ではなく「大衆」が繋(つな)げられている。それは何故なのか。この点に気づいた方は鋭い歴史眼をお持ちだと言える。ここに、この本の核心があるからだ。
訂正後の名称に「陛下」「殿下」などが入っているのは「日本目録規則 2018 年版 #6.1.5.7 天皇・皇族の名称」に準拠したためです。 ぱっと見でも関連書籍が多そうとみて頂けるかと思いますが、その通りです。こちらの方々が責任表示、個人件名として含まれているMARCは図書だけでも400件を超えます。しかも、今まさに急増中です。 お問い合わせを頂く機会が多いので、データ部ログでも簡単にQ&Aを載せてみます。 Q.統一形を訂正するとどうなるの? A.現在の皇后陛下美智子さまを例にすると、美智子さまについて書かれた本の4月までのMARCの個人件名は「皇后」。5月以降、美智子さまについて書かれた本は「上皇后陛下」という新しい名称が個人件名になります。5月以降のMARCでは最新の名称で検索することが可能になります。 Q.図書館でも何か対応が必要ですか? A.4月以前にご提供したMARCの個人件名は
2019年4月5日、DOAJ (Directory of Open Access Journals) は、DOAJに収録されたジャーナル・論文に関する全てのデータダンプを公開したことを発表しました。 データは毎週更新され、DOAJのウェブサイトからダウンロードしてJSON形式で取得することができます。 データマイニング等の調査研究に利用可能なだけでなく、OAI-PMH経由で取得するよりもリッチなメタデータを提供しており、複数情報源にソースを持つ出版情報の統合やローカルシステムの強化・拡張に役立つとしています。 Full DOAJ data dump now available (DOAJ, 2019/4/5) https://blog.doaj.org/2019/04/05/full-doaj-data-dump-now-available/ DOAJ Data Dumps https:/
2019年4月4日、韓国・国立子ども青少年図書館は、絵本を用いたコーディング教育の試験事業を実施すると発表しました。 2019年から韓国において年間17時間のコーディング教育が小学校5年生・6年生において義務化されたことにあわせて実施するもので、小学生の読書への関心を高め、プログラミング的思考を伸ばすことを目的に、全国の公共図書館20館と連携して行われます。 4月5日には、同館において実施館の担当者を対象とした説明会とワークショップが開催され、今後5月から10月にかけて、小学校3年生・4年生を対象に、各図書館で15人参加者を募集して、合計76回の事業が実施されます。 同館では、実施館に講師・補助講師、教育カリキュラム及びコンテンツ、教材、工作材料、広報資料などを提供します。また追加でコンテンツを開発し、関連コンテンツは、今後、同館のウェブサイトで公開されます。 同館では、今年の実施結果を評
2019年4月8日、京都大学図書館機構と京都大学大学院工学研究科は、2017年12月から桂キャンパス(京都市西京区)に建設中の新図書館の名称が「桂図書館(読み:かつらとしょかん)」に決定したことを発表しました。京都大学桂図書館は2020年春の開館を目指して、現在も準備が進められています。 【工学研究科・図書館機構】桂キャンパスで建設中の図書館の名称が決まりました!(京都大学図書館機構, 2019/4/8) https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1381724 桂キャンパスで建設中の図書館の名称が決まりました!(京都大学大学院工学研究科図書室, 2019/4/8) https://www.t.kyoto-u.ac.jp/lib/ja/news/topics/20190408 関連: 桂キャンパスの図書館建設について(京都大学図書館機構) http:
2019年3月22日、英・Jiscがデジタル化時代の高等教育に関する報告書“Digital leadership in HE: improving student experience and optimising service delivery”を発表しました。 この報告書は、産業のデジタル化・コンピューター化が進み労働市場が大きく変革する「インダストリー4.0」時代の高等教育において、各大学がどのような情報技術を最も自組織にとって重要とみなしているか、デジタル情報技術を大学の戦略の中でどのように組み込んでいるかなどについて、英国のデジタルICT教育の実践機関等で組織されたUCISA (Universities and Colleges Information Systems Association) 加盟大学に対して、2018年8月から2019年2月に行ったアンケート調査(50校から
2019年3月27日、研究論文の共有や研究論文のインパクト向上などを支援する研究者向けのウェブサービス“Kudos”が、研究データにデジタルオブジェクト識別子(DOI)を提供する非営利組織“DataCite”とパートナーシップを締結したことを発表しました。 このパートナーシップを通じて、Kudosは研究プロジェクトのためのDOIを提供し、研究プロジェクトの周知、関与やインパクトの追跡を支援するとしており、DOIは新サービスの一部としてKudos上で作成される“project profiles”に割り当てられるとあります。 Kudos and DataCite partnership substantially advances communications, tracking and impact potential for research projects and programs(K
2019年4月2日、Springer Nature社は、リチウムイオンバッテリーに関する最新の研究動向を要約した化学分野の研究書“Lithium-Ion Batteries:A Machine-Generated Summary of Current Research”を刊行したことを発表しました。 要約等はアルゴリズムを活用して機械生成したものであり、同社が刊行した初めての機械生成による単行書とあります。アルゴリズムは“Beta Writer”という名称であり、同社がドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マインの応用計算言語学研究室と連携して開発したものです。 Springer Nature publishes its first machine-generated book(Springer Nature, 2019/4/2) https://group.sp
奈良文化財研究所は、2019年3月28日付けのプレスリリースで欧州考古学情報基盤ARIADNE Plusへの参画を発表しました。 ARIADNEとは、多国間での考古学情報を統合し、相互連携により情報アクセス向上を目指したシステムの構築やコミュニティ形成に取り組む EU の事業であり、ARIADNE Plusはその第2期計画となります。参画を通じ、遺跡情報の相互検索、情報発信の強化、デジタルデータの管理手法研究の面で効果が期待できるとしています。 プレスリリースでは、考古学データのアーカイブ、再利用、オープンアクセス等を目指す枠組であるSEADDA(Saving European Archaeology from the Digital Dark Age)にInternational Partnerとして同研究所が参画することも紹介されています。 全国遺跡報告総覧:欧州考古学情報基盤ARIA
2019年4月1日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、「学校図書館整備施策の実施状況(2018年度最終集計) 」を公表しました。 2018年5月に全国1,741の市区町村教育委員会(悉皆調査) を対象に行ったもので、回答数は973教育委員会(2019年3月4日現在。回収率55.9%) です。 1校あたりの平均図書費・図書費予算学算定方式・「図書費」及び「学校図書館用の新聞購読費」の予算化状況・利用できない古い図書の廃棄状況・学校司書配置の予算化状況と雇用形態・自治体による学校図書館担当者の研修状況が調査されています。 市区町村ごとの結果がPDFファイルで公表されています。 お知らせ(全国SLA) http://www.j-sla.or.jp/news/sn/ ※2019年04月01日欄に「学校図書館整備施策の実施状況(2018年度最終集計)」とあります。 学校図書館整備施策の実施状況―
2019年4月4日、千葉県立中央図書館は、同館ウェブサイト「学校の先生方へ」掲載の「千葉県の民話一覧」に約2,000話を追加し更新したと発表しました。 「千葉県の民話一覧」は、同館児童資料室所蔵の民話の図書等に掲載されている千葉県の民話約4,000話の地域を調べて市町村や地域別に分類したものです。 中央図書館 「学校の先生方へ」のページで千葉県の民話一覧を更新しました。(千葉県立図書館,2019/4/4) http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/central/post_298.html 千葉県の民話一覧(千葉県立図書館) http://www.library.pref.chiba.lg.jp/school/chibaken_minwa/index.html 参考: 宮崎県立図書館、県内の神話・伝承を音声と話集でまとめた「みやざきの言
2019年4月4日付で、図書館サポートフォーラムが、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰する「図書館サポートフォーラム賞」について第21回の結果を発表しました。 受賞者は次のとおりであり、4月23日に東京都千代田区の喜山倶楽部で表彰式が開催されます。 ○図書館サポートフォーラム賞 ・太田浩市氏(八王子市中央図書館館長) ・川村敬一氏(元・獨協医科大学図書館/同越谷病院図書室) ★第21回 図書館サポートフォーラム賞表彰決定(図書館サポートフォーラム) http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html 図書館サポートフォーラム LSF News Letter no.80 [PDF:396KB] http://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/n80.pdf 図書館サポートフォーラム表彰事業について
国立国会図書館(NDL)の刊行する『びぶろす』誌(行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌)の83・84合併号(2019年4月)で、2018年8月に開催された「世界図書館情報会議(国際図書館連盟(IFLA)第84回年次大会)大会」をテーマとする特集を掲載しました。 特集では次の記事を掲載しています。 ・国立国会図書館行政・司法各部門支部図書館制度の意義 ―行政・司法情報へのアクセスを確保するために (国立国会図書館総務部支部図書館・協力課・吉間仁子) ・議会のための図書館・調査サービス分科会主催の行事に参加して (国立国会図書館調査及び立法考査局総合調査室・小林公夫) ・官庁出版物分科会オープンセッション等に参加して (国立国会図書館電子情報部電子情報流通課・井上佐知子) ・印刷物を読むことに障害がある人々のための図書館分科会、レファレンス情報サービス分科会に参加して (国立国
2019年3月14日、米・アラバマ大学バーミンガム校(The University of Alabama at Birmingham:UAB)は、同校のLister Hill Libraryに、教育・研究分野での活用のためVRスタジオを設置したことを発表しています。 VIVE PROヘッドセットを備えた3つの専用ワークステーションを有し、分子シミュレーションと創薬のためのツールである“Nanome”など、さまざまなVRコンテンツが利用できることを紹介しています。 Virtual Reality Studio opens at UAB to expand education, research into a 3D environment(UAB, 2019/3/14) https://www.uab.edu/news/campus/item/10285-virtual-reality-stu
ネバダ大学リノ校(米国)のウェブサイトに、3月28日付けの記事“University Libraries using Virtual Reality technology to preserve the past”が掲載されています。 “TED x University of Nevada”のイベントにおいてネバダ大学図書館のスタッフが講演した内容に基づく記事であり、リノのストリートアートをバーチャルリアリティ(VR)技術を用いて保存するプロジェクト“RENO STREET ART PROJECT”や、ネバダ大学図書館と同大学の人類学科が協力して取り組んでいる“Virtual Reality museum”等の取組が紹介されています。 “Virtual Reality museum”は、人類学科が所蔵するネイティブ・アメリカンのかごのコレクションを3Dスキャンし、バーチャル博物館を構築する
米国カリフォルニア州の地方紙“The Press Democrat”の2019年3月30日付け記事で、米・カリフォルニア州ソノマ郡図書館の分館であるソノマ郡ワイン図書館(The Sonoma County Wine Library)が2019年に開館30周年を迎えることが紹介されています。 ソノマ郡図書館のウェブサイト上にあるソノマ郡ワイン図書館の紹介によれば、1989年に開館し、ワインの情報に関する世界で最も幅広いコレクションの一つであること、1,000点以上の貴重書を含む5,000点の所蔵資料を有すること、世界のワイン研究コミュニティのためのデータベースである“International Wine Research Database”を管理していること、カリフォルニア州ノースコーストのワイン産業の歴史アーカイブとしての機能も担っていることが紹介されています。 同館の所蔵資料の一部はデジ
2019年4月2日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)は、カナダ国立図書館・文書館財団(Library and Archives Canada Foundation)が設立されたことを紹介しています。 同財団は、LACが所蔵する膨大でかげがえのない貴重なコレクションを、カナダ人がよりアクセスできるように、また、同国の文化遺産をもっと鑑賞したいと望む世界中の人々と共有できるよう、熱意のある個人のグループにより設立されました。同館のコレクションを拡大し保存するための事業や連携を支援するための資金調達が重点的に取り組まれます。 また、生涯を同国の文学や歴史的遺産の創造と促進に捧げた個人の貢献をたたえることを目的に、5人の著名人に最初の“LAC Scholars Award”が授与されました。 Library and Archives Canada welcomes creation of LAC
2019年4月10日、京都外国語大学の国際交流会館(9号館)2階に、京都国連寄託図書館が同大学のアジア関係図書館に併設して設置されることが発表されています。 プレスリリースによると、京都国連寄託図書館は1956年に国連から指定を受け、関電ビル・京都新聞社ビル・立命館大学へと設置されてきましたが、2018年3月の立命館大学での利用提供終了を受け、同大学に開設されます。他の国連寄託図書館が国公立図書館、大学図書館などの下に設置指定を受けているのとは異なり同大学と日本国際連合協会京都本部が協力して管理・運営されます。 資料数は6万冊で、館内閲覧のみの利用ですが、学内外の学生のほか一般市民も利用可能です。 (取材案内)京都外国語大学に京都国連寄託図書館を設置(共同通信PRワイヤー)(毎日新聞,2019/4/3) https://mainichi.jp/articles/20190403/pls/0
2019年3月25日、Coalition Sは、ヨルダンの科学技術高等審議会(The Higher Council for Science and Technology:HCST)が中東の機関として初めてCoalition Sに参加したことを発表しました。 記事によれば、HCSTはヨルダンの公的独立機関(public independent institution)として1987年に設立され、同国の科学技術活動を統括しているとあります。 The Higher Council for Science and Technology Joins cOAlition S(cOAlition S, 2019/3/25) https://www.coalition-s.org/the-higher-council-for-science-and-technology-joins-coalition-s
2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、同編纂所が編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開しました。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-SA(クリエイティブ・コモンズ 表示 – 非営利 – 継承 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供されています。 今年度のニュース&トピックス(東京大学史料編纂所) http://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news/news-j.html ※2019/04/02欄に「東京大学史料編纂所により編纂・出版した史料集の版面画像ギャラリー「史料集版面ギャラリー」を公開」とあります。 編纂・出版(東京大学史料編纂所) https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/publication/publication_top-j.html 史料集版面ギャラリー(東京大学史料編纂所) http
2019年4月2日、東京大学史料編纂所が、 史料画像データの利用条件を設定しました。 利用の際の条件は、同編纂所が所蔵する原本等の史料画像データ(史料種別(区分)が「貴重書」・「特殊蒐書」(一部を除く)・「写本」のもの)の利用に際しては、同編纂所の所蔵史料であることを明示するとともに、改変を行った際はそれについて明示するよう求めています。当該データはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY(クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンス)相当の条件で提供され、上記の条件に従う限り、手続きなく自由に利用でき、利用料も発生しません。 また、同編纂所の出版物の版面画像データの利用の際の条件についても、資料画像データと同様、同編纂所の編纂・出版物であることの明示や、改変の際の明示を求めています。版面画像データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC(クリエイティブ
2019年4月1日、大阪府立中之島図書館は、「おおさかポータルAPI」の公開を発表しました。 「おおさかポータルAPI」のページ上の説明によれば、「おおさかポータル」のデータをJSON形式又はXML形式で取得することができるほか、同APIで取得できるデータは「クリエイティブ・コモンズ表示4.0国際ライセンス」(CC-BY)により、オープンデータとして利用可能とあります。 また、同APIの利用にあたり手続き等は必要ないものの、サーバへの過負荷を避けるため、特定のサーバから継続して大量のアクセスがある場合にはアクセス遮断等の措置を行うことがあるとしています。 お知らせ(大阪府立中之島図書館) http://www.library.pref.osaka.jp/site/nakato/index-2.html ※2019年4月1日付けのお知らせに「「おおさかポータルAPI」を公開しました」とありま
2019年4月1日、東京大学経済学図書館・経済学部資料室は、古貨幣・古札統合データベースの公開を発表しました。 これまで提供されてきた古貨幣・古札画像データベースを改訂したものであり、同館所蔵資料15,525件に加えて、日本銀行金融研究所貨幣博物館所蔵の藩札のうち3,050件の画像を検索・閲覧できるようになったとあります。 古貨幣・古札統合データベースの公開(東京大学経済学図書館・経済学部資料室, 2019/4/1) http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/?p=10618 古貨幣・古札統合データベース https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000381kahei 参考: 東大経済学部図書館、古貨幣・古札 画像データベースを公開 Posted 2007年4月18日 http://current.ndl.go.jp/nod
2019年4月1日、米国議会図書館(LC)は、同館のペルシャ語写本コレクションをデジタル化し公開したと発表しています。 同コレクションには、13世紀にさかのぼる150点の写本があり、ペルシャ語を話す地域であるイラン・アフガニスタン・タジキスタンに加え、インド・中央アジア・コーカサス・オスマン帝国の支配地域に由来する資料が含まれています。 今後、写本に加え、ペルシャ語のリトグラフコレクションにも拡大する予定ですが、これら写本やリトグラフは1930年代にイスラム美術・中東美術の有名なディーラー・Kirkor Minassianによって同館のために調達されたものです。 1,000 Years of Literary Tradition in Rare Persian-Language Manuscripts Now Online at Library of Congress (LC,2019/4
千葉大学附属図書館/アカデミック・リンク・センターは、2019年2月25日に、シンガポール国立大学図書館と部局間学術交流協定を締結したと発表しています。 今回の締結は、大学教育および学術コミュニケーションをめぐる環境が急速に変化する中で、両校の図書館が伝統的な大学図書館の枠組みを超え、デジタル環境における大学図書館機能の高度化に向けた先導的な活動を展開して行くことを目標としています。 以下の活動を具体化する予定としています。 ・意見交換や取組事例共有のための相互調査訪問 ・短期インターンシップ ・図書館機能の革新を促すための共同研究 ほか 千葉大学附属図書館/アカデミック・リンク・センターとシンガポール国立大学図書館とが学術交流協定を締結(千葉大学附属次図書館,2019/3/29) https://www.ll.chiba-u.jp/topics/2018/topics_20190329_
2019年3月30日、神戸市立中央図書館が、モバイルバッテリーシェアリングサービス「Charge SPOT」を設置したと発表しています。 持ち運び可能なスマホ充電器を有料で借りることが可能で、借りた充電器は別のチャージスポットに返却できます。 利用料金は以下の通りです。 ・1時間以内に返却:150円(税込162円) ・1時間を超えて48時間以内に返却:300円(税込324円) ・48時間以上返却されない場合は買取:2280円 (税込2463円) 市内の他の設置場所は、神戸市役所、神戸市総合インフォメーションセンター、新神戸観光案内所、神戸市営地下鉄三宮駅、神戸市営地下鉄新神戸駅です。 モバイルバッテリーシェアリングサービス「 Charge SPOT 」の設置について(神戸市立図書館,2019/3/30) http://www.city.kobe.lg.jp/information/inst
2019年4月1日、国立国語研究所は、「国立国語研究所オープンアクセス方針」を2019年1月16日に策定し、2019年4月1日から施行することを発表しました。 学術雑誌等に掲載された同研究所に在籍する教職員等の研究成果について、国立国語研究所学術情報リポジトリで公開する方針となっており、教職員等に対し、リポジトリ登録が許諾される著者最終稿等の適切な版をできるだけ速やかに研究所に提供することを求めています。 国立国語研究所 https://www.ninjal.ac.jp/ ※新着ニュース欄に、2019年4月1日付けのお知らせとして、「国立国語研究所は平成31年1月16日に「国立国語研究所オープンアクセス方針」を策定しました。この方針は,平成31年4月1日から施行します」とあります。 国立国語研究所オープンアクセス方針(国立国語研究所)[PDF:1ページ] https://repositor
2019年4月1日、東京大学附属図書館は、2020年の開館を予定している「東京大学アジア研究図書館」のページを公開しました。アジア研究図書館の概要や理念、将来像、組織図が紹介されています。 「アジア研究図書館」のページを公開しました(東京大学附属図書館, 2019/4/1) https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/node/43852 東京大学アジア研究図書館(東京大学附属図書館) https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/asialib 参考: 東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門、漢籍・碑帖拓本の高精細画像をFlickrで公開:CC BY-NC-SA 4.0で提供 Posted 2017年5月31日 http://current.ndl.go.jp/node/34068 U-PARL
2019年3月29日、「同志社大学・京都府立図書館共同事業/京都府立図書館貴重書コレクション」が歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で公開されました。 明治期から戦後期(第二次世界大戦後の日本占領下の時期)に、主に外国人を対象として作成された書物を、同志社大学及び京都府立図書館所蔵資料を中心としてデジタル化するものであり、2019年4月1日時点では、「京都府立図書館所蔵日本観光資料」28点が公開されています。 ADEAC:デジタルアーカイブシステム 新着情報 https://trc-adeac.trc.co.jp/ ※ 「2019.3.29 『同志社大学・京都府立図書館共同事業/京都府立図書館貴重書コレクション』を公開しました」とあります。 同志社大学・京都府立図書館共同事業/京都府立図書館貴重書コレクション https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS
2019年3月30日、人文学書の出版社で人文学情報のニュースサイトも手掛ける文学通信は、同社が刊行を手掛ける単行書『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』の全文公開サイトをオープンしたと発表しています。 全文はブログ記事として公開されているほか、同社の「文学通信リポジトリ」上でPDF、epub、mobi形式でも公開されています。 『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』全文公開サイト、正式オープン(文学通信, 2019/3/30) https://bungaku-report.com/blog/2019/03/post-480.html 国立歴史民俗博物館監修 後藤 真・橋本雄太編『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』全文公開サイト(文学通信) https://bungaku-report.com/metaresource.html 参考: 文学通信、「文学
2019年4月1日、国立国会図書館(NDL)は、NDLが作成し提供する書誌データ(資料本文は含まない)について、同日から営利・非営利の目的を問わず無償で自由に利用できるようになったことを紹介しています。 2019年4月1日 国立国会図書館の書誌データは、様々な用途で自由にご利用いただけます(NDL, 2019/4/1) https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2019/190401_02.html 国立国会図書館が作成し提供する書誌データがオープンデータになりました(国立国会図書館サーチ, 2019/4/1) https://iss.ndl.go.jp/information/2019/04/01_ndl_ccby/ 関連: 2019年2月19日 4月から国立国会図書館の書誌データを利用目的にかかわらず自由にご利用いただけます(NDL, 2019/2/19) htt
2019年4月21日、埼玉県の杉戸町立図書館が、同町の生涯学習センターにおいて、「自然観察&生け雑草」ワークショップを開催します。 野草研究家と雑草を生ける『生け雑草』(柏書房)の著者を講師として招き、生涯学習センター周辺の雑草についての解説を受けながら、「生け雑草」に使用する雑草を収集するとともに、収集した草花を使って「生け雑草」の作品を作成します。 完成作品は写真に撮り、フォトフレームに入れて参加者に渡されます。 町内外問わず誰でも参加可能ですが事前の申込が必要で、応募者多数の場合は抽選となります。 参加費としてフォトフレーム代400円が必要で、剪定用のはさみ・軍手や、生けてみたい容器がある参加者は容器を持参する必要があります。 「自然観察&生け雑草」ワークショップを開催します!(杉戸町立図書館,2019/3/31) http://www.town.sugito.lg.jp/cms/p
2019年4月1日、大阪府立中之島図書館が、補修工事が完了したことにより、大阪府北部を震源とする地震により利用停止となっていたすべての資料の利用を再開したと発表しています。 大阪北部地震にともなう書庫内資料の利用停止について<利用を再開しました>(大阪府立中之島図書館,2019/4/1) http://www.library.pref.osaka.jp/site/osaka/info-riyostop2018.html 参考: 大阪府立中之島図書館、大阪府北部を震源とする地震により利用停止となっていた資料のうち一部の閲覧を再開 Posted 2018年12月12日 http://current.ndl.go.jp/node/37207 E2048 – 大阪府北部を震源とする地震による図書館等への影響 カレントアウェアネス-E No.352 2018.08.09 http://current
東京文化財研究所が、2019年3月19日にOPACを公開したと発表しています。 これまで、同研究所の各研究部門(文化財情報資料部、無形文化遺産部、保存科学研究センター、文化遺産国際協力センター)が収集・蓄積した蔵書約30万冊の情報は、東文研総合検索で公開してきましたが、今回、より効率的な国内外の関連機関との連携のための基盤整備の一環として、図書館システムを導入してOPACを公開し、またNACSIS-CAT(CiNii Books)へ参加したとの説明があります。 更新履歴(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/japanese/update.html ※2019.03.29欄に「東京文化財研究所OPAC公開、NACSIS-CAT(CiNii Books)参加 のお知らせ」とあります。 東京文化財研究所OPAC公開、NACSIS-CAT(CiNii Book
2019年3月29日、文部科学省の初等中等教育局教科書課が、各都道府県教育委員会教育長・各指定都市教育委員会教育長等あてに、事務連絡「学習者用デジタル教科書実践事例集の策定について」を発出しました。 学校教育法等の一部を改正する法律(平成30年法律第39号)等が4月1日から施行され、学習者用デジタル教科書が制度化されることを受けて、学校現場の教職員や、教育委員会において学校教育を担当する職員に向けた「学習者用デジタル教科書実践事例集」を策定し、同省ウェブサイトで公開したことを周知するものです。 学習者用デジタル教科書実践事例集の策定について(文部科学省,2019/3/29) http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/seido/1414989.htm 【Web閲覧用】学習者用デジタル教科書実践事例集 (PDF:3992KB) http://
宮崎県立図書館が、ラーニングコモンズのためのスペース利用の提供を開始すると、2019年3月29日、発表しました。 グループで、図書館の資料等を活用しながら主体的な読書活動や学習・研究活動、ディスカッションなどを行うことが可能で、予約制による時間単位の貸切空間となります。 北側・南側の2スペースあり、それぞれ丸テーブル(直径約90センチ)3台とイス12脚が設置されているほか、キャスター付きのセパレート机・イス、電子黒板などの機材を借りることもできます。機材等の持ち込みも可能です。 ラーニングコモンズのためのスペース利用のご案内(宮崎県立図書館,2019/3/29) http://www2.lib.pref.miyazaki.lg.jp/index.php?key=bbnwpnhee-287#_287 ラーニング・コモンズのための「2階ロビースペース」のご利用案内(宮崎県立図書館) http:
2019年3月29日、国立国会図書館(NDL)は、NDLラボで「次世代デジタルライブラリー」を公開しました。 NDLの次世代システム開発研究室が開発したデータベースであり、「キーワードで探す」では資料の全文検索が、「絵で探す」では自動で抽出された各資料の画像・図版の中から似たものを探すことが可能である等、実験的な機能を備えています。 検索対象となる資料は、国立国会図書館デジタルコレクションで提供している資料の中から、著作権の保護期間が満了、 かつ、日本十進分類(NDC)6類(産業)に分類される資料の一部(10,550点)であり、今後、資料の追加が予定されています。 なお、動作確認は最新のChrome及びFirefoxで行っており、Internet Explorerでは動作しません。 「次世代デジタルライブラリー」を公開しました(NDLラボ, 2019/3/29) https://lab.n
2019年3月29日、国立国会図書館(NDL)は、日本関係外国語図書の基本的な書誌情報の試行版データセットをオープンデータとして公開しました。日本語関係外国語図書とは以下の資料を指します。 ・日本や外国で刊行された、日本に関する外国語の図書 ・著者が日本人または日系人等の外国語の図書 データセットにはNDLが2015年から2017年に作成した書誌情報のうち、資料の特定によく用いられる項目(タイトル、著者、出版地、出版者、出版年、ISBN、言語コードなど)が含まれます。なお、図書の本文は含まれません。 2019年3月29日 日本関係外国語図書の書誌情報(試行版)データセットを公開しました。(NDL, 2019/3/29) https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190329_01.html 日本関係外国語図書の書誌情報(試行版)(NDL) https://w
2019年3月28日、国際図書館連盟(IFLA)の管理・マーケティング分科会が、「国際マーケティング賞2019」の受賞館を発表しました。 同賞は、創造的で結果重視のマーケティングプロジェクトや、図書館・情報サービス産業の宣伝キャンペーンを実施した組織を表彰するものです。 1位にはカナダ・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)図書館による「デジタル塗り絵キャンペーン(2018 UBC Library Digital Colouring Books Campaigny)」が選ばれました。 最終候補館であった、フィンランド・ヴァンター市図書館の“Taskukirjasto tutuksi/ Bring Pocket Library to Light”が第2位、オーストラリア・サンシャインコースト図書館の“Story Seat ー 10 seats, 10 stories, 10 parks”が第
2019年3月28日、熊本県立図書館が、新たな運営基本方針等を策定し公表しました。 策定されたのは、「熊本県立図書館の新たな運営基本方針~知恵と力を生み出す「知の拠点」へ~」及び「新たな運営基本方針を具現化するための中期行動計画(第1次)」の2種類です。 県立図書館の新たな運営基本方針等について(熊本県立図書館,2019/3/28) https://www2.library.pref.kumamoto.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=252&comment_flag=1&block_id=1969#_1969 熊本県立図書館運営基本方針等(新) https://www2.library.pref.kumamoto.jp/?page_id=960 参考: 熊本
2019年3月19日、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)は、JUSTICEのOA2020ロードマップ公開を発表しました。 JUSTICEは2016年8月に、学術雑誌のオープンアクセス(OA)化を目指す国際的なイニシアチブであるOA2020への関心表明に署名しており、日本における購読モデルからOA出版モデルへの転換の実現可能性について確認を行っていましたが、今回、OA出版モデル実現までの移行期を乗り越える道筋を明らかにするために本ロードマップを策定したとしています。 また、参考資料として、OA2020ウェブサイトの記載を翻訳した「OA2020に関するFAQ」も公開されています。 JUSTICEのOA2020ロードマップを公開しました(JUSTICE, 2019/3/19) https://www.nii.ac.jp/content/justice/news/2019/201903
2019年5月27日と28日に、東京都千代田区の学術総合センターにおいて、JAPAN OPEN SCIENCE SUMMIT 2019(JOSS2019)が開催されます。 国立情報学研究所(NII)、科学技術振興機構(JST)、物質・材料研究機構(NIMS)、文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、情報通信研究機構(NICT)、学術資源リポジトリ協議会(Re*poN)の6組織の主催です。 「市民科学」「テクノロジー」「政策・ポリシー」「図書館・大学のデータ管理」「分野におけるデータ管理」「総合」の6テーマが設定されています。 入場は無料ですが事前の申込が必要です。 JAPAN OPEN SCIENCE SUMMIT 2019 https://joss.rcos.nii.ac.jp/ Japan Open Science Summit 2019を5月27~28日に開催~オープンサ
2019年3月24日、豊後高田市(大分県)の田染地区の地域拠点施設「田染交流館 蔵人」に「蔵人文庫」が開設されました。 地域の人の交流・憩いの場として、田染地域に移住してきた女性たちが中心となって立ち上げた図書館で、開設にあたっては、地域から本などが約4,000冊寄贈されました。 その他、レコードが聴けるオーディオ、囲碁・将棋盤・ボードゲームがあり、コーヒーやお茶、手づくりお菓子を楽しめる喫茶コーナも設けられています。 利用可能な時間は、水曜日(13時から16時)・土曜日(10時から16時)です。 地域の憩いの場『田染蔵人文庫』オープン!(豊後高田市,2019/3/25) http://www.city.bungotakada.oita.jp/page/page_04665.html 参考: JR豊後竹田駅(大分県)の待合室に「岡本ふれあい図書館 JR豊後竹田駅リサイクル文庫」が設置 Po
2019年3月26日、大阪市立図書館が、「あなたにこの本を!」選定図書リストをオープンデータとして公開しました。 「あなたにこの本を!」選定委員会(同館職員11名で構成)が、同館で受け入れた一般成人向け新刊図書から選んだ図書を紹介する、「月刊あなたにこの本を!」掲載の書誌情報と紹介文をCC BY4.0のもと公開するものです。 2015年1月号から2018年12月号までに紹介された図書が公開されています。 「あなたにこの本を!」選定図書リストのオープンデータ化開始(大阪市立図書館,2019/3/26) https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jokp2tqrt-510#_510 あなたにこの本を!(大阪市立図書館) https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=413
島根県立図書館が、運営方針及び活動計画「人づくり、地域づくりに資する知の拠点を目指して」(2019年3月付)を公開しました。 島根県立図書館 お知らせ http://www.library.pref.shimane.lg.jp/ ※「「島根県立図書館 運営方針及び活動計画」を策定しました絵文字:NEW」とあります。 「島根県立図書館 運営方針及び活動計画」の策定について(島根県立図書館) http://www.library.pref.shimane.lg.jp/?page_id=1188 http://www.library.pref.shimane.lg.jp/?action=common_download_main&upload_id=5234 ※二つ目のリンクは運営方針及び活動計画の本文(PDF:約630KB)です。 参考: 島根県立図書館、「島根県立図書館 運営方針及び活動計画」
2019年3月25日、韓国国会図書館(NAL)が、日本で収集した大韓民国臨時政府関係資料を、国会の記録情報を公開する国会記録保存所のウェブサイトで公開したと発表しています。 4月10日の大韓民国臨時議政院開院100周年を前に、外務省外交史料館・防衛省防衛研究所・国立国会図書館等で収集した資料20点を公開したものです。 4月には、台湾で収集し2月に公開した資料も含め、歴史的・学術的価値がある資料を選定した『大韓民国議会政治の開始、臨時議政院開院100周年記念解題集』を発行する予定です。 国会図書館 プレスリリース http://www.nanet.go.kr/libintroduce/bododata/selectBodoDataList.do ※「265 국회도서관, 임시의정원 관련 일본 외무성, 방위성 소장 정보문서, 기밀문서 등 공개 2019-03-25(国会図書館,臨時議政
2019年3月23日、日本図書館協会(JLA)目録委員会が、「NCR2018年版エレメント・語彙等データ提供」ページを公開しました。 『日本目録規則(NCR)2018年版』で規定している実体、エレメント、語彙のリストの用語、関連指示子を、簡易な機械可読データ(XLSX形式、CSV形式)で提供するページとして作成されたものです。同データはクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。 NCR2018年版策定段階のパブリック・コメントにおいて、上記情報のLOD(Linked Open Data)での提供を求める意見があったものの、メタデータレジストリへの登録といった本格的な形はすぐには難しいため、簡易な形式で提供を行うものです。 NCR2018年版エレメント・語彙等データ提供(JLA) https://www.jla.or.jp/Portals/0/data/
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