米Appleは10月8日(現地時間)、米カリフォルニア州北部地区連邦地裁に、米Epic Gamesとの訴訟による9月10日の差止命令の保留を求める申し立てを提出した。また、第9巡回区控訴裁判所に控訴した。 同社が保留を求めている命令は、開発者によるApp Storeの外部での支払いオプションのアプリ内リンクをAppleが禁止できなくなるというもので、12月9日に発効する予定だ。これが発効し、サードパーティーが例えばサブスクリプション料金を自社のWebサイトなどで受け付けるようになれば、Appleは15~30%徴収している手数料を失うことになる。 Appleの申し立てが認められれば、命令によるApp Storeルールの変更は、訴訟の終了まで実施されない可能性がある。こうした裁判の終結には通常、数年かかる。 Appleは8日に提出した文書で、命令に従うことは消費者に害を及ぼす可能性があると主張
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