簡単に業務アプリが作れるプラットフォーム「kintone」は約1700社が利用している。9月のアップデートでは、案件管理機能とグループウエアのスケジュール機能の連携が可能になる。 2014年6月に発表された「サイボウズ、初の赤字転落」――創業から17年間連続で黒字を出し続けてきた同社に今、何が起きているのか? 青野慶久社長は「kintoneには、赤字にしてまでも投資するだけの勝算がある。行けると思っているからアクセルを踏み続けているだけだ」という。 kintoneは、顧客管理や帳票管理、交通費申請、社内FAQといった業務アプリをプログラミングスキルがなくても開発できるプラットフォームだ。kintoneで利用しているアプリを種別ごとに並べると、「案件管理」(55%)、「顧客管理」(49%)、「日報管理」(29%)といった営業支援アプリが上位に来る。 2014年9月には、同社の大企業向けグルー
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