koko110 @koko_110 JR東日本が10月31日に発表した2022年9月中間決算は 鉄道関係者を驚かせた。稼ぎ頭の都心部では乗客の回復は依然として鈍く、本業の運輸事業は赤字との見方が出ていたが、蓋を開けてみると3年ぶりの黒字だった。その額173億円。決算書を丹念に読むとからくりが浮かび上がる。 koko110 @koko_110 従来、負債として扱ってきた「Suica」の入金残高の一部を、会計手法の変更により利益に計上できるよう変えたのだ。従来通りの算定なら運輸事業は50億円の赤字だった。法的には問題ない手続きだが、元役員の一人は「こんなことをしてまで利益を出す必要があったのか」と首をひねる。 koko110 @koko_110 JR東の幹部は明かす。「運輸事業の赤字が長引けば、今後の資金調達に影響しかねない。高度な経営判断だった」 有利子負債はこの2年間で1.4兆円積み上がっ