次世代の高速移動通信方式「5G」の本格的なサービスが、2020年春に始まることになった。21年春までには、全都道府県で展開されることになる。米韓など世界では5Gの導入が始まりつつあり、日本でも5G時代の幕が開ける。 総務省が10日、5Gで使う周波数についてNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天の子会社の楽天モバイルの計4社に割り当てることを決めた。石田真敏総務相が各社首脳に認定書を交付した。 総務省によると、サービスの開始時期はドコモ、KDDI、ソフトバンクが「20年春」や「20年3月」などとしている。楽天モバイルは「20年6月ごろ」となる。開始当初にサービスを提供する地区は明らかにしていない。具体的な料金についても各社は開示していないが、現行の4Gの水準と大きく変わらない見通しだ。 総務省は割り当てに際して…
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