東京都杉並区内のライブハウスで5月、芸術家の男性が手術で切り取った自分の性器を調理し、客に食べさせるイベントが開かれ、杉並保健所がライブハウス側から任意で事情を聴いていたことが分かった。保健所は、警察などと協議しながら対応を検討している。 杉並区などによると、イベントが開かれたのは5月13日夜。インターネットを通じて客を集めた会場で調理が行われ、実際に数人の客が食べたという。 田中良区長は「人体の一部を公開の場で食する催しを、参加者を募集し実行したことは大変遺憾で、許されるものではない。警察をはじめ関係機関と協議し、断固たる対応を検討する」とコメントした。