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再審に関するminaraiのブックマーク (10)

  • 東電女性社員殺害:マイナリ受刑者の再審決定 東京高裁- 毎日jp(毎日新聞)

    97年の東京電力女性社員殺害事件で、東京高裁(小川正持裁判長)は7日、強盗殺人罪で無期懲役が確定したネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(45)の再審請求を認め、再審を開始する決定を出した。 受刑者は97年3月9日午前0時ごろ、東京都渋谷区のアパート空き室で顔見知りの被害女性(当時39歳)と性的関係を持った後に首を絞めて殺害、現金約4万円を奪ったとして起訴された。一貫して関与を否定し、公判では現場の部屋のトイレにあった受刑者の精液が入った避妊具が捨てられた時期や、部屋の鍵の管理などの状況証拠の評価が争われた。 1審・東京地裁は00年4月、「状況証拠は有罪性を認定するには不十分で、別人物が部屋にいた可能性を払拭(ふっしょく)できない」として無罪とした。しかし、2審・東京高裁は同年12月、「捨てられた避妊具は犯行時に使われたもので、鍵は受刑者が持っていた」と判断。「無施錠だったとし

  • 福井再審事件:検証 「家族めちゃくちゃ」 - 毎日jp(毎日新聞)

    名古屋高裁金沢支部が再審の可否を明らかにする直前の11月28日、毎日新聞福井支局の記者に、決定を待つ前川彰司さん(46)から1通の手紙が届いた。「めちゃくちゃにされた家ぞく関係。おフクロさる事ながら、ゴメンな。当にスマン。と、涙している自分がある」(原文のまま)。B5サイズの便せん4枚に鉛筆で書かれた文字に苦しみがにじんでいた。 「犯人は前川 裏付けへ総力」「母アリバイ覆す」。87年3月の逮捕直後の新聞には、前川さんの犯人視だけではなく家族が加担したかのような見出しが躍った。父礼三さん(78)は当時、福井市の財政課長。辞職も考えたが、市長に「息子が関わっていないと思うなら辞めるな」と諭され、思いとどまった。 日酒が好きだった祖父募(つのる)さんは、孫の無実を信じながら、同年12月に88歳で亡くなった。自ら勾留理由の開示を福井地裁に請求し、逮捕から2週間後の開示手続きでは法廷で「彰司は殺

  • 福井女子中学生殺害:25年の叫び、やっと 再審決定 - 毎日jp(毎日新聞)

    福井女子中学生殺害事件での再審開始決定を受けて開かれた会見で手を合わせながら話を聞く前川彰司さん=富山県南砺市で2011年11月30日午前11時51分、宮間俊樹撮影 「私はやっていない。無実だ」--。逮捕から四半世紀にわたる叫びが、再審の重い扉を押し開いた。福井・女子中学生殺人事件で有罪判決が確定して服役した前川彰司さん(46)の再審開始を30日、名古屋高裁金沢支部が決定し、前川さんは「言葉では言えません」と語った。【松井豊、千脇康平、岡村崇】 決定が出たのは午前9時半過ぎ。金沢市の名古屋高裁金沢支部の正門前で、前川さんの弁護士が約30人の支援者に「再審決定」と大書きした紙を掲げると、大きな歓声と拍手が湧き起こった。 前川さんの父礼三さん(78)は支援者を前に「いい結果を得られ、言葉にならないほど感激している。しかし、無罪判決をいただくまでまだ仕事が残っている。一生懸命取り組みたい」とあい

  • asahi.com(朝日新聞社):86年の福井女子中学生殺人、再審決定 名古屋高裁支部 - 社会

    印刷  福井市で1986年に発生した女子中学生殺害事件で、名古屋高裁金沢支部の伊藤新一郎裁判長は30日、懲役7年の判決が確定して服役した同市の前川彰司さん(46)の再審開始を決定した。  前川さんは86年3月19日夜、福井市豊岡2丁目の市営住宅の一室で、この部屋に住む女子生徒(当時15)にシンナーを吸わせようとして断られて立腹。包丁2で刺殺したとして起訴されたが、前川さんの関与を直接示す証拠はなかった。  90年9月の福井地裁判決は、「血の付いた服を着た前川さんを見た」などとする知人の元暴力団組員らの供述や証言は重要な部分で変遷していると判断して無罪(求刑懲役13年)を言い渡した。これに対し、95年2月の高裁金沢支部判決は供述調書の信用性などを認めた上で「シンナー吸引による心神耗弱状態での犯行だった」と指摘。懲役7年を言い渡し、確定した。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リン

  • 福井女子中学生殺害:前川さんの再審決定 高裁金沢支部 - 毎日jp(毎日新聞)

    福井市で86年3月、女子中学生(当時15歳)が顔や胸などを刺されるなどして殺害された事件で、名古屋高裁金沢支部(伊藤新一郎裁判長)は30日、殺人罪で懲役7年が確定し服役した同市の前川彰司さん(46)の再審請求を認め、再審を開始する決定をした。 福井県警は事件から1年後の87年3月、殺人容疑で前川さんを逮捕。福井地検が同年7月に起訴した。前川さんは捜査段階から一貫して関与を否定し、女子中学生との面識もないと訴えた。 客観的証拠はなく、「事件があった日の夜、血のついた前川さんを見た」「事件現場まで前川さんを送った」などとする複数の知人の供述の信用性が焦点となった。1審・福井地裁判決(90年)は供述について「重大な疑問点があり信用できない」として無罪。2審・名古屋高裁金沢支部判決(95年)は「大筋では一致しており、全体として信用できる」として懲役7年の逆転有罪を言い渡した。最高裁は97年に上告を

  • 布川事件:無罪判決 誤審原因究明に対しては「無言」 - 毎日jp(毎日新聞)

    布川事件再審無罪判決を勝ちとり、公判後支援者らと笑顔でバンザイする杉山卓男さん(左端)と桜井昌司さん=茨城県土浦市の水戸地裁土浦支部前で2011年5月24日、岩下幸一郎撮影 44年もの長い年月、自由を奪われた。その責任はどこに--。水戸地裁土浦支部の「布川事件」再審判決で、桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)が無罪を勝ち取った。公判で求めた誤審の原因究明に対して判決は「無言」だったが、「無罪を得ていない仲間のために頑張っていく」と2人は高らかに宣言した。【酒井雅浩、吉村周平、杣谷健太】 「強盗殺人について、いずれも無罪」 午後1時半、静まり返った法廷に神田大助裁判長の声が響く。桜井さんは大きくうなずき、杉山さんは傍聴席に笑顔を向けた。地裁支部前に集まった支援者の「バンザイ!」の叫び声は法廷内に届き、桜井さんは照れくさそうな表情だった。 判決を聞き漏らすまいと、2人は手を腹の前で組み、

  • 布川事件再審、強盗殺人は無罪 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    茨城県利根町布川(ふかわ)で1967年、大工の男性(当時62歳)が殺害され現金を奪われた「布川事件」で、強盗殺人罪で無期懲役の判決が確定した桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)(ともに96年仮釈放)の再審判決が24日、水戸地裁土浦支部であり、神田大助裁判長は2人に対し、強盗殺人について無罪(求刑・無期懲役)を言い渡した。 逮捕から43年余を経た無罪判決。戦後の事件で、無期懲役か死刑が確定後に再審で無罪を言い渡されたのは、「足利事件」に続いて7件目となる。 昨年7月に始まった再審公判では、確定審での有罪を支えた2人の「自白」と現場近くで2人を見たとする住民らの目撃証言の信用性が焦点となった。弁護側は、捜査段階で犯行を認めた2人の供述について、現場の状況と矛盾しており、自白は誘導と主張。目撃証言も内容の変遷などから「検察官に迎合したもの」とした。第2次再審請求で検察側から「現場近くで見た

  • asahi.com(朝日新聞社):布川事件再審、元被告2人に無罪判決 水戸地裁土浦支部 - 社会

    44年前の「布川事件」の再審で元被告2人に無罪判決。水戸地裁土浦支部。

  • 布川事件:再審無罪 無期確定から33年…検察主張退ける - 毎日jp(毎日新聞)

    支援者らと入廷する杉山卓男さん(中央左)と桜井昌司さん(同右)=茨城県土浦市の水戸地裁土浦支部前で2011年5月24日午後1時2分、岩下幸一郎撮影 茨城県利根町布川(ふかわ)で67年、大工の男性(当時62歳)が殺害された布川事件の再審で、無期懲役が確定し仮釈放中の桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)に対し、水戸地裁土浦支部(神田大助裁判長)は24日、強盗殺人罪について「犯人であると証明するに足りうる証拠は存在しない」として無罪(求刑・無期懲役)を言い渡した。 開廷直前の同日正午前、2人はそろって地裁支部前で報道陣の取材に応じた。桜井さんは「なぜこうなったのか(裁判所が)検察の行為を的確に判断するかだけに注目している」と話し、杉山さんも「検察の証拠隠しにまで(判決は)踏み込んでほしい」と語気を強め、法廷に向かった。 2人と事件を直接結びつける物証はなく、捜査段階での「自白」と、近隣住民

  • 中日新聞:布川事件再審で無罪判決 :社会(CHUNICHI Web)

    トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 布川事件再審で無罪判決  2011年5月24日 14時45分 茨城県利根町布川で1967年、1人暮らしの大工の男性=当時(62)=が殺害された布川事件で、強盗殺人罪などで無期懲役刑が確定し29年間の服役後に仮釈放された桜井昌司さん(64)と、杉山卓男さん(64)の裁判をやり直す再審の判決公判が24日、水戸地裁土浦支部で開かれた。神田大助裁判長は、2人に強盗殺人罪での無罪を言い渡した。 死刑か無期懲役が戦後に確定した事件の再審で無罪判決が出たのは、昨年3月の足利事件以来7件目。 発生、逮捕から44年を経て、2人の名誉が回復されることになる。 判決理由で、神田裁判長は「現場で発見された毛髪や指紋は2人のものと類似しているとはいえず、客観的証拠は存在しない」と述べた。被害者宅前で2人を見たとする目撃証言についても「信用性に欠ける」とした

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